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▼ワイルドアームズ アドヴァンスドサード ・2002年3月14日発売 7,140円(税込)プレイステーション2用DVD-ROM
※初回限定生産のプレミアムBOXが同時発売。9,240円(税込)
(ソフトの他、ヴァージニアフィギュア、 ヴァージニアポーチ、
ジェイナスリングネックレス、 フィギュア付ストラップが同梱)
・2006年10月19日にPlayStation2 the Bestとして再販 1,800円(税込)
■Amazonでは現在税込1,800円で販売中!
・推定売上本数 273,318本(エンターブレイン調べ、Best版は含まず)
開発元/メディア・ビジョン アニメーション製作/Bee Train&越中動画本舗 発売元/ソニー・コンピュータ・エンタテイメント
ゲームデザイン/金子彰史 キャラクターデザイン/大峡和歌子
音楽/なるけみちこ 主題歌/麻生かほ里 |
●レビュー
PS2にハードを移してリリースされたシリーズ第3弾。前作の特撮路線(?)から一転し、今作はシリーズ本来の西部劇テイスト。前作、前々作で培われた適度に歯ごたえのある謎解き、聞き心地のよい音楽、ストレスの溜まらないロード時間などのシリーズの良さは相変わらず健在で、安心してプレイすることができます。
さらに今作の特徴としては、サブイベントが非常に豊富ということが挙げられるでしょう。本編を忘れてしまうほどにハマってしまうかもしれない(!?)ミレニアムパズルや小説などがゲーム中に収録されており、やり込み甲斐は恐らくシリーズ中でも最高にあると思います。
今作では4人のメインキャラがいますが、主人公はヴァージニアというシリーズ初の女性になっており、男性主人公が主流のRPGの中では異彩を放っています。そのため、女性プレーヤーにとってはとっつきやすいと思われる反面、彼女の言動に共感できないという声がチラホラあるのも事実です。
ストーリー的にも「感動」を前面に押し出した前作とは違い、悲しみを感じるイベントが少ないため、前作のような展開を期待すると肩透かしを食らう恐れも。逆に感動の押し売りより常に前向きに進む"燃える"話のほうが好きだという人にはオススメできます。今作では宿命の(?)ライバルパーティも登場しますし。
ファンの間ではシリーズ中最も賛否両論が分かれる作品ではありますが、丁寧に作られた良作であることは確かで、少なくともBest版の値段なら損はしない作品であることは保証します。
オススメ度…★★★★ |