ワイルドアームズ 元ネタ大辞典

WA情報提供掲示板内のスレ「現実に存在するWAの物」をコーナーにしてみました。
協力:クロノさん、SELさん、だーれすさん、あまねさん、瀬良さん、つーさん、ミラウさん、メテヲさん、あかいさん、
スイさん、Web上の渡り鳥さん、ろでーさん、ルルさん、アリアン・バースクロッドさん、モカさん、アビントンさん、
ganさん、ぎゃろうずに投稿させたかったさん、とむらさん、ノディさん、イナエさん。
ありがとうございました。ここにはまだ載ってないけど、このWA用語にはこんな元ネタがあるんだよ!
という情報を募集中!情報提供掲示板によろしく!

4月1日 以下の用語を追加収録。
グレアム・ヤング、コシュタ・パワー、シャンゼン、ジョリー・ロジャー、ティティーツイスター、
バーミスラックス、パレアナ、バンダースナッチ、ビートイングラム、ブーツヒル、ペルセフォネ、
ボーグナイン、ミレディ・ヴァレンティ、レベッカ・ストライサンド


ショートカット

アークインパルス
1986年〜87年に放映された特撮番組「時空戦士スピルバン」で、主人公が変身するヒーロー・スピルバン
が繰り出す必殺技。彼の武器・ツインブレードから発せされるレーザー刃が相手を十字に斬り裂く。

アースガルズ
主神オーディンが始祖の巨人ユミルを倒し、その死骸から作られた神々の砦。
ちなみに対義語は「ミズガルズ」(人間たちの世界)。北欧神話。

アーデルハイド
フランス、ブルゴーニュの王の娘として生まれ、イタリアの王と結婚したが、
その後夫の毒殺・幽閉・国外追放など多くの苦難の中にあっても神に対する
信仰を決して捨てることはなかった聖女「聖アーデルハイド」より。
ちなみにヨハンナ・ホーセル・スピリ原作の小説「アルプスの少女ハイジ」にて
主人公・ハイジの母親の名前としても使用されている。
その後、1974年に日本で放映されたアニメ版ではハイジ本人の洗礼名という設定になっている。

アーネンエルベ
ドイツ語で、「先祖の遺産」「先祖からの遺伝」という意味。古代遺跡を指して言うことが多い。
<ahnen>先祖+<erbe>後継者という二つの言葉でできた複合語。
ちなみにゼノギアスという別のRPGでは、「来るべき神人」という意味で使われている。

アイアンメイデン
中世欧州にて使用された刑具。「鉄の処女」という意味で、
処女をかたどった棺桶の内側に無数の針が仕込んであり、
蓋を閉めると中の人間が体中を串刺しにされる仕組みになっている。

アイペロス
イポス、アイポスとも呼ばれるソロモン72魔神の一柱。36軍団を引き連れる力強き王子にして伯爵。
過去、現在、未来を見通し、人に機知と大胆な行動力を与える。獅子の頭に鵞鳥の脚、兎の尾を持った天使の姿をとる。

アエロー
ギリシャ神話に登場する妖鳥。ハルピュイア(ハーピー)三姉妹の長女にして女王とされる。元々は「疾風」という意味。

アガートラーム
ケルト語で「銀の腕」という意味。ケルト神話では、戦いで左腕を失った
ダーナ神族の王ヌアダが、医術の神のディアン・ケヒトにつけてもらったとされる。

アガチオン
真昼にだけ現れる悪魔。人間や獣の姿で現れる。
護符や壜(びん)、魔法の指輪に閉じ込められていることもある。

アガレス
ソロモン72柱の悪魔の一柱で、地獄東方に領地を持つ公爵。地震を起こす力を持ち、
召喚されると鰐の様なグロテスクな生き物の背に乗って現れ、言語の知識を与えるとされる。

アサルトバスター
「機動戦士Xガンダム」に登場するX2ガンダムの換装パーツ。

アジ・ダハーカ
ゾロアスター教の悪神アンリ・マンユによって創り出された悪竜で、「最強の邪悪なもの」とも呼ばれる。
3つの頭と3つの口を持ち、その口からは毒や炎を吹き出す。性格は残忍で悪賢く、地上に現れては人間の
姿となり正しき人をそそのかしてあざむいた。その悪行に怒った英雄ファリードゥーンによって討伐された。

アズラエル
告死天使。イスラムにおける死の天使で、4つの顔を持つ。
モーゼの要請を受けたアラーに命じられ、人間の生きる長さを60年から70年に決めた。
ヘブライ、アラブの伝承では、第三天に所属。復活の日にラッパを吹く天使の一人とされる。
イスラムにおいては、七万本の足と四千枚の翼、無数の眼と舌を持つ異形の存在とされている。

アトラス
ギリシャ神話に登場する巨人の神(ティターン)。ティタノマキアと称される
神々の戦争に負けた罰として天球(世界)を背負わされた。
英語で地図帳のことを「アトラス(atlas)」と呼ぶのはこれに由来している。

アナスタシア
ロシア皇帝ニコライ2世の末娘。ロシア革命で皇帝一族と共に殺されたと信じられていたが、
1920年、ドイツでアンナ・アンダーソンという女性が私がアナスタシアだと主張。
遺産をめぐる裁判は1970年まで続いたが、証拠不十分でアンナは敗訴。20世紀最大の謎の女性。

アナベルク
鉱山を守る魔神。ドイツの「薔薇の冠(コロナ・ロザツェア)」と呼ばれる豊かな鉱山で、数人の鉱夫の命を奪った。
金の角と恐ろしい眼を持つ山羊の姿で現れ、鉱夫に襲いかかると馬の姿になって鼻孔から炎や毒をまき散らしたという。

アビス(ABYSS)
英語で「深淵」「底なしの地獄」を意味する。

アポクリファ
ギリシャ語で、「隠されたもの」という意味。ユダヤ教・キリスト教関係の文書の中で、
聖書の正典化作業の際に本文として採択されなかった文書、つまり外典を指す。

アマデウス
ラテン語で、「神に愛された人」「神の愛でし者」「神の寵児」という意味。

アラクニド
SF小説「宇宙の戦士」に登場する昆虫型エイリアン種族の名前。遠い未来、銀河系に進出した地球人と
宇宙の覇権をかけて戦うという設定。本作を映画化した「スターシップ・トゥルーパーズ」で有名に。

アラン・スミシー
ハリウッド映画で何らかのトラブルにより監督がいなくなった時、スタッフロールの
監督のクレジットで使われる名前。つまり架空の人物という意味。
名前の由来は「The Alias Men(偽名の男たち)」のアナグラムだといわれている。

アリアンロッド(ファルメルの名字)
ケルト神話に登場するウェールズの女神のひとりで、時を司る神。
名は“白銀の車輪”を意味し、時の象徴である銀の車輪を永遠に回し続けると言われる。

アリオッチ
1667年に発行されたジョン・ミルトン著「失楽園」に登場する復讐を司る悪魔。
作中では、代償を払って契約を交わした人間の私怨を晴らす。
また「聖書偽典」では、エノク書などを残して昇天した予言者エノクの守護天使の一人として登場する。

アルカナ
ラテン語で「秘密」「神秘」などを意味するアルカヌムスの複数形。

アルカンシエル
フランス語で「虹」の意味。スペルは「arc-en-ciel」。

アルス・マグナ
錬金術の思想の1つで、直訳すると「大いなる秘法」。「王者の術」とも
呼ばれる、この秘法は中世後期の15世紀頃になってから考え出された。
アルス・マグナを得た者は、超人となり神に等しい智恵と力をもつとされる。

アルハザード
狂えるアラブ詩人アブドゥル・ハザードの別称。
ネクロノミコンを持っている。クトゥルー神話。

アンサラー
ケルト神話の光の神ルー=ラヴァーダが持っていた魔剣。直訳すると「応酬するもの」の意。
どんなに硬い鎧でも貫く上、目にした者は心を骨抜きにされ夢遊病者の如くふらふら寄ってってしまうという。

アンブロシア
ギリシャ神話で、神々の食物・飲物・香料。人間が口にすると永遠の命を得られるという。

イグニスファタス
ウィル・オ・ウィスプと同意味。直訳すると「ばかげた炎」。

イスカオリテ条約
イスカオリテ→イスラエル南部の地方都市・カオリテ出身の人という意味。
カオリテ出身者としてはイエス・キリストを裏切ったユダが有名である。
条約→国家間で結ばれる国際上の権利・義務に関する、文書による法的な合意。

1000000000000℃(一兆度)
人気特撮番組「ウルトラマン」に登場する怪獣ゼットンが吐き出す火の玉の温度。

イフリート
ジンの階層の一つで、鬼神と訳されることが多い。補足するとジンには5階層あり、
上から順にマリード、イフリート、シャイターン、ジン、ジャーンとされている。
ゲームや小説では「炎の神」として登場することが多いが、実際には火との関連性は薄い。

ウィル・オ・ウィスプ
イギリスの伝承で、夜の湖や沼・墓地に現れる怪しげな光(または火)の玉のことを指す。
ジャックランタンやイグニスファタスなど言い方は色々あるが、全て同じ意味。

ウェンディゴ
北米先住民の伝承に登場する寒気を操り、人を襲っては食らうという悪鬼。身の丈は5メートル近く
あり、すさまじい速さで深い雪のなかを疾走する。死を予兆する悪魔としても恐れられた。
クトゥルー神話の中では「イタカ」という名前で登場する。

ヴォジャノーイ
スラヴの民間伝承に伝わる、水の精霊。水門や水車の近くに住んでいる。水辺にいる人間を、水の中に
引きずりこみ殺してしまう。全身が苔で覆われていて、長い髭に長い手足を持った人間の姿をしているという。

牛の瞳のシルエット(ケイトの好きな少女漫画)
少女漫画雑誌「りぼん」の全盛期に連載された「星の瞳のシルエット」からか。作者は柊あおい氏。

ウンディーネ
16世紀の錬金術師パラケルススが定めた四大精霊のうちの一つで、水を司る。
ほとんどの伝承では、ブロンドの美しい乙女として描かれる事が多い。

エクイテス
古代ローマ帝国における騎士階級名。徴兵制から志願兵制に変わると、富裕階級全般を指すようになった。エクイテス出身の
アウグストゥスが皇帝になった以降、帝国の役人に登用される者が多くなり、帝国繁栄の一翼を担うようになった。

エグリゴリ
旧約聖書偽典『エチオピア語エノク書』に登場する天使。金属の顔と閉じない目を持つ秩序の守護者。
直接の引用は1997年〜2002年に連載された人気漫画「ARMS」に登場する組織名との説も。

エ・テメン・アン・キ
メソポタミア文明の中でも最古の文化を築いたと言われるシュメール人が作った神殿の
中心部に築かれた塔のこと。「天と地の基礎となる建物」という意味。「バベルの塔」と同義。

エマ・モーター
Electro Magnetic Association motor の略で、 E.グレイという人物が開発した。
火花放電を用いてエネルギーを増幅することにより入力よりも大きなエネルギーを取り出すことができ、
更に回転中も熱くならず、むしろ冷えて水滴が付着したという。グレイがモーターともども蒸発してしまったため、
『永久機関が実現すると大きな不利益を受ける石油メジャーによって暗殺された』等といった様々な伝説や憶測を生んだ。

エリザベート
「吸血鬼カーミラ」という小説のモデルになったと言われる実在した女性。
ハンガリーのトランシルヴァニア地方にある名門貴族・バートリー家に生まれる。
若い娘の血を浴びることで、自分の肌は若返り、潤っていくと信じ、侍女や
近隣在住の若い女性たちを次々と惨殺し、女吸血鬼として恐れられた。
逮捕されるまでに殺した女性の数は600人以上にのぼると言われている。

エルバッキー
「異星人からのメッセージ」という本の中で紹介されている、自称・宇宙人と交信できる
エリザベート(本名・光本富美子)さん夫妻がドライブ中に偶然遭遇したという宇宙生物。
宇宙人からのメッセージによると、アンドロメダ星雲から地球の核兵器や毒ガスの調査にやって来たという。
上記の本にエルバッキーの写真が掲載されているが、宇宙人と交信する能力のない人間から見ると、
ただの猫にしか見えない。ちなみにフルネームはアルターゴゾ・エルバッキー・ムニューダー。

猿人ジュンマ
アマゾンの奥地に生息するという謎の生物のこと。2002年12月にテレビ朝日系で
放映されたスペシャル番組で藤岡弘、が率いる探検隊が実際に捜索したことで有名。

猿人バーゴン
フィリピンのパラワン島奥地に生息するという謎の生物のこと。1982年6月にテレビ朝日系で
放映された「川口浩探検シリーズ」で川口浩探検隊が実際に捜索したことで有名。

エンプーサ
アダムと、最初の妻リリスの間に生まれた女デーモン。リリムのギリシャ呼び。

オーク
トールキンの名作「指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)」に登場する、好戦的な豚顔の種族。
ローマ神話の死・冥府の神オルキュスが語源と言われている。

オキュペテ
ギリシャ神話に登場する妖鳥。ハルピュイア(ハーピー)三姉妹の一人。元々は「速く飛ぶ女」という意味。

オキシゲンデストロイヤー(ラーゴンが使う特殊攻撃)
1954年に公開された「ゴジラ」第1作目に登場した初代ゴジラを倒した水中酸素破壊装置。
水中の酸素を一瞬にして破壊し、生物の細胞を溶かしてしまう。「オキシジェン・デストロイヤー」とも。

オセ
人間を思い通りの姿に変える力をもつ。変身させられた人間は
自分ではそのことに気付かない。ソロモンの72の悪魔の一人。

オデッサ
@ウクライナ(旧ソ連)にある港湾都市。第二次世界大戦ではナチス・ドイツ軍とソ連軍による激戦の舞台となった。
A第二次世界大戦後、元ナチス所属の戦争犯罪人を匿うことを目的として結成された秘密結社の略称。

オルゴンエネルギー
オーストリア生まれの精神分析学者ウィルヘルム・ライヒ博士(1897-1957)が実存すると主張したエネルギー。
彼によると、オルゴンエネルギーとは世界全体に普遍的に存在するエネルギーであり、日光から産まれる自然エネルギーであり、
一種の生体エネルギーであり、また大気圏上層部では団塊状になって天候に影響を及ぼすなど宇宙エネルギー的なもので、
人間の性や精神に密接に関連するという。彼はオルゴンエネルギーを集めたとされる「オルゴンボックス」を発売。
彼はこの「オルゴンボックス」に入ると、全ての性障害が治ると宣伝した。しかしこれがアメリカで薬事法違反に問われる。
ライヒ博士はその裁判中に陪審員に向かって「オルゴンエネルギーを暴発させて大洪水を引き起こしてやるぞ」
と発言したことにより法廷侮辱罪で投獄され、不遇のうちに獄死した。

カイム
ソロモンの72の悪魔の一人。召喚した者の前にツグミの姿で現れるという。
古来より事象の秘密を暗示する鳥の言葉を象徴する悪魔であり、また言語と強く関連づけられる。
召喚した者にあらゆる動物と人間の言語を教えるという。
PS2用アクションRPG
「ドラッグ オン ドラグーン」の主人公の名前としても採用されている。

ガギソン
ソロモンの72の悪魔の一人である堕天使オリアスの配下といわれる小悪魔。

ガーゴイル
本来は、西洋の家の門によく置かれている、邪視(ここでは災厄)から家を守る彫刻を指す。いわゆる魔除け。
しばしばモンスターの姿をしていたことから、侵入者を阻む石の悪魔として描かれるようになった。

カトブレパス
ギリシャ語で「うつむく者」の意味。プリニウスの「博物誌」によれば、アフリカ北西部に住む動物で、
普段は地面を見ているのだが、その目には相手を死に至らせる力がある、とされている。

ガトリング
機械給弾方式を採用した回転式多銃身機関砲(機関銃)のこと。初期は手回し式だったが、最近は強力なモーター
による電動式となっている。設計次第で射撃速度を極めて高速にすることが可能であり、
また機械給弾・排莢式のため不発弾があってもジャムを起こさないという長所がある。
開発者リチャード・ジョーダン・ガトリングの名を取ってこう呼ばれる。

カ・ディンギル
メソポタミア文明の中でも最古の文化を築いたと言われるシュメール人が作った都市。
「神の門」の意味。ヘブライ語では「バベル」と呼ばれる。(「バベルの塔」で有名)

ガミジン
ソロモンの72の悪魔の一人。死者の魂を呼び出す能力に長けた悪魔で、召喚者の前に
小さな馬やロバの姿で現れるとされる。また、地獄の大公爵で30の軍団を従える。

カラミティ・ジェーン
19世紀後半に活躍した、アメリカ西部開拓史に名を残す数少ない女性ガンマン。別名「平原の女王」。
1875年に男装して合衆国陸軍に入隊したが、すぐにばれて除隊処分となった。
荒くれ男どもとバーで酒の飲み比べをして負けたことがないと記録されていて、
無類の大酒飲みともいわれている。遺言により名ガンマンのワイルド・ビル・ヒコックの
隣に埋葬されたことから、ワイルド・ビル・ヒコックの恋人だったという伝説が生まれ、
後に映画やミュージカルにもなった。本名はマーサ・ジェーン・カナリー。
ちなみに「カラミティ」とは「疫病神」という意味。

カルティキ
1959年に公開されたイタリア映画「不死身の生物 カルティキ」に登場する怪獣の名前。
劇中では、メキシコ奥地の火山の麓にある古代遺跡の守り神という設定。粘液質。

ガルム
霧の国ニフルヘイムの入り口の番犬。北欧神話。

ガンガル、ズク、ゲルグ
ガンプラ(機動戦士ガンダムのプラモデル)ブームの1980年代前半に出回ったパチモンの
プラモデルの名前。発売元は「マルイ」という会社で、その出来は粗悪品そのものだったという。

ギャレット・スタンピード(ザックの過去名)
ギャレット→屋根裏(部屋)、スタンピード→(群れが)どっと逃げる、殺到する、暴走するの意。

キュベレイ
ギリシャ神話の大地母神で豊穣・多産・治癒の神。
古代ローマでは時に主神とされたが、のちにキリスト教によりその名を貶められる。
日本人的には機動戦士Zガンダムに登場したモビルスーツの名前としての方が有名か。

狂気山脈
クトゥルー神話の創始者ラブクラフトが著した小説。彼の小説の中でも代表作と言われる。小説の中では
狂気山脈とは南極大陸にある山脈を指し、その氷河の下には古代文明の都市が埋まっているという設定。

クラウ・ソラス
ケルト神話で、ダーナ神族の4つの秘宝の一つ。神王ヌァザ・アガートラームが所有する不敗の剣。
ひとたび鞘から抜かれると、どんな敵でもそれから逃れることはできなかったといわれる。

クラーケン
ノルウェー語の極地クラケKrakeが語源とされる、北極の海に住む怪物。
大航海時代に話題になったモンスター。正体は不明だが、18世紀にフランスで刊行された
「軟体動物誌」で、タコの姿で紹介されたことから、巨大なタコのイメージが定着した。
巨大なダイオウイカやヒトデとする説もある。

グルジエフ
ロシアの神秘主義者(1874-1949)。アルメニアに生まれ、インド、チベット等を放浪。
唯物論的なオカルティズムを提唱、D=H=ローレンスや1960年代のヒッピー文化に多大な影響を与えた。
主な著書に「注目すべき人々との出会い」「己れの孫に語るベルゼブブの物語」などがある。

クレイモア
@スコットランドの両手剣
A主に西側諸国陸軍が採用した対人地雷

クルースニク
スラヴ神話で、スロベニアのイストリア地方に伝わるヴァンパイアハンター。
同地方に伝わる吸血鬼クドラクのライバルとされる。普段は凛とした青年の姿を
しているが、クドラクと戦う際は牛や豚、猪などといった動物に化け戦う。

グレアム・ヤング
イギリスで1960〜70年代に継母や仕事の同僚など計3人を毒殺した連続殺人犯。
殺した3人以外にも父親や兄弟などの親族・友人・仕事の同僚など計80人以上に飲料などに
混ぜた毒物を服用させた。逮捕後の裁判で終身刑を宣告され、そのまま留置場で死亡した。
2006年に日本でも彼を模倣して、少女が母に毒物を飲ませ逮捕される事件が発生している。

グレムリン
山の高いところに住んで、空を飛び歩くゴブリンの一種。

ケイオス
カオスと同意。ギリシャ神話において、天地が出来て最初に生まれたとされる神。
宇宙開闢説における万物発生以前の秩序無き状態で、全ての事物を生み出すことが出来る根源。

ケサランパサラン
東北地方を中心に江戸時代から現代に至るまで語り継がれてきた謎の生物。
その姿は「白いマリモのよう」と形容され、不意に空中から舞い降りて姿を現し、
おしろいの粉を食べることで増殖すると言われている。
1970年代後半には全国でちょっとしたブームになった。

ケ・セラ・セラ
スペイン語で「なるようになる」という意味。1956年に公開された映画「知りすぎていた男」の
主題歌(歌:ペギー葉山)のタイトルになったことから、日本でも有名になった。

ケルビム
エデンの園の番人・神の玉座の担い手・聖櫃の守護者とされる上級第二位の智天使(Cherub)。
ヘブライ語での意味は「知識」または「仲介者」。知識を司り、しばしば翼を持った天童、
あるいは翼の生えた子供の頭部で象徴される。

ケルベロス
ギリシャ神話に登場する地獄の番犬。ステュークス河の冥界口を常に見張り、生者や冥府を
出ようとする者に襲いかかる。頭の数は3つとも50ともいわれ、蛇の尾をしている。

コカトリス
鶏の頭に鱗のある胴体、二本足で蛇の尾を持つ怪物。砂漠に住んでいる。にらんだ相手を石に変える。

コキュートス
ダンテ(1265-1321)が生んだ長編叙情詩「神曲」に登場する氷結地獄。地獄の最下層に位置する。
コキュートスは全4階層からなっており、第一階層…カイーナ、第二階層…アンテノーラ、
第三階層…トロメア、第四階層…ジュデッカとなっている。

コシュタ・パワー
デュラハンが乗る馬車を引く首なし馬「コシュタ・バワー」をもじったものか。

コロンゾン
イギリスの魔術師アレイスター・クロウリーが1909年に召喚し守護神にした大悪魔。
分散と混乱を司り、地球が属している宇宙と未知なる宇宙を繋ぐ門の番人と言われている。

サイクロップス
ギリシャ神話に登場する巨人族の名称で、名は「丸い目」を意味する。
この事から単眼の鬼等にこの名が使われる事が多くなったと思われる。

ザッハーク
インド神話で蛇王にして砂漠の王、一説にはアジ・ダハーカ(アハリマンが造った三頭、三口の邪竜)とも同一視される。
彼はペルシャの王で、悪魔に口づけされた肩口から二匹の蛇を生やし、聖職者などを次々と虐殺していった。
しかし弱冠16歳の英雄ファリードゥーンに討たれ、デマヴァンドという山に封じられた。後に世界の終末の時に
解放されたザッハークは地上の生物の1/3を喰らいつくし、神によって復活した別の勇者に退治されたとされている。

サラマンドラ
サラマンダー。四大精霊のうち、火を司る。
トカゲのような姿をしており、手の平に乗るほど小さい。

ジークフリード
「ニーベルンゲンの歌」(北欧神話とブルグント王国の歴史とが合成された中世ドイツの英雄叙事詩)
に登場するネーデルラントの不死身の英雄。彼が不死身であるのは幼い頃全身に浴びた邪龍ファフニール
の血によるものだった。背中に張り付いた一枚の木の葉のお陰でそこだけ不死身でない場所が出来る。

ジェイナス・カスケード
ジェイナス→「1月」の英語名Januaryの語源にもなったローマ神話の神で、前後両面を見通す二つの顔を持つ。
直接の元ネタは1983〜84年に放映されたアニメ「銀河漂流バイファム」で主人公一行が使用する練習艦との説も。
ちなみに「銀河漂流バイファム」のメインキャラクターの一人に、「ロディ」という人物がいる。

カスケード→『階段状の滝』の意。これが元で段階的な接続(HUBのカスケード接続)や、段階的連鎖反応
(アラキドン酸カスケードなど)のことをカスケードと称するようになった。一般的には『滝流れ式』とも称される。

シービショップ
中世ヨーロッパの伝承で、海に棲むとされた巨大なウロコとヒレをもった怪物。直訳すると「海の司教」。

ジェーン・ドゥ
アメリカで身元不明の女性遺体に付けられる仮の名前。後ろに数字がつけられることがあるが、その数字は
その年に発見された身元不明の女性遺体の人数を指す。ちなみに男性の場合は「ジョン・ドゥ」となる。

ジャガーノート
インド神話に登場する神の名前。この神が乗った台車にひかれて死ぬと、極楽往生が
できるらしい。転じて、恐ろしい犠牲を強いる絶対的な力や存在のことを意味する。

ジャックランタン
西イングランドの伝承で鬼火のことを指す。「提灯持ちの男」という意味。単なる火の玉の姿よりも、光る衣装を纏った
野菜頭の男として描かれることが多い。ハロウィンの時よく見かけるカボチャをくりぬいて作った灯篭を指すことも。

ジャバウォック
ルイス・キャロル著の
『鏡の国のアリス』に登場する架空の生物。
アリスが読んでいる本の中の詩に登場する。

シャンゼン
1996年にテレビ東京系で放映された「超光戦士シャンゼリオン」の主人公涼村暁が変身する時に叫ぶセリフの一部。
正確には「燦然・シャンバイザー!」と叫ぶと頭にバイザーが被せられ、そこからクリスタルパワーが発現され変身する。

ジョリー・ロジャー
欧州において『海賊旗』を意味する英語。日本では黒地に髑髏と交差した骨というデザインが最も有名だが、
他にもいろいろなデザインが存在する。通常、海賊船(私掠船)が船や港を襲撃する時に、マストに掲揚される。

ジョン・ディー
イギリスの女王エリザベス1世に仕えた魔術師、占星術師、数学者、航海術研究家。
エノキアン魔術の創始者であり、ネクロノミコンを英訳したとされることでも有名。

スカウター
人気漫画「ドラゴンボール」に登場する生物の戦闘能力を計測する機械。
調査した生物の戦闘能力が計測の限界を超えていると、自爆する機能がある。

スキュラ
ギリシャ神話に登場する海に住む怪物。もとは美しい女性であったが、魔女キルケによって、
下半身に6つの頭と12本の脚を持つ怪物にされてしまったという。

スティグマ
直訳すると「聖痕」。十字架に付けられたキリストが受けた傷に似た傷跡。多くは手に現れる。
ギリシャ語では、「奴隷や犯罪者の身体に刻印された徴(しるし)」という意味。

スコット・サマーズ
アメコミ「X-MEN」に登場するヒーローのうちの一人「サイクロプス」の本名。
X-MENチームのリーダーとして虐げられる異能者(ミュータント)の地位回復に全力を尽くした。

ステュークスの澱み
ステュークス→ギリシャ神話に登場する冥府の周りを7巻きして流れる川。死の憎しみを表す。
澱み→水が流れずにたまっている現象を指す。または、その場所。

ストーンカ
東ヨーロッパのブルガリアという国に伝わる一つ目の雄牛の怪獣。

スパルトイ
播かれた男たちの意。ギリシャ神話。

セイファート小宇宙
天文学者セイファートが分類した活動銀河。

セシリア
カエキリア,チェチリアとも。2,3世紀頃のローマ協会の殉職者、生没年未詳。
史実をめぐって最も議論の的となっている聖女。伝説によれば、ローマ貴族で幼少の頃から不犯の誓いを立て、
(彼女の意志に反して)異教徒であった(のちの)聖ウァレリアヌスと結婚した後も処女を守り、夫とその弟を改宗させた。
音楽家、詩人の保護の聖人。聖画の多くはオルガンを奏している姿で描かれる。祝日は11月22日。

絶対幸運圏
1996年に放映されたアニメ「天空のエスカフローネ」に登場する、人の心を欲望に忠実になる様駆り立て、
当人の望みを当人の手で叶えさせる空間のこと。同アニメの第25話のサブタイトルにもなっている。

セト
ブタ、カバ、ロバなどの姿で表現されて、砂漠、不毛、暴力の化身とされている悪神。
兄で死と復活の神のオシリス神を殺してしまったことでも知られる。エジプト神話。

ゼファー
ギリシャ神話で「ゼピュロス、ゼフィール、ゼフィロス」と呼ばれる西風の神。
春の雨を降らせたり、優しい風を送ったりする穏やかな性格。

ゼペット(かつてロディと旅をしていた爺さん)
名作童話「ピノキオ」に登場する人形師。ピノキオを製作した。

タラスク
フランス中部にある、ローヌ河に住んでいたとされるドラゴン。リヴァイアサンとロバが交わって産まれた
怪物で、外見はワニに似ている。6本の足を持ち、巨大な口と長い牙で人間をひと呑みにしたという。
4〜5世紀にローマ帝国に迫害されて落ち延びてきたマルタという人物によって退治されたという伝説がある。

タルギュム
カルデア語版旧約聖書のこと。

ツォハノアイの太陽風
ツォハノアイ→アメリカ先住民族、ダイン(ナバホ)民族の太陽神。
太陽風→太陽から外の空間へプラズマが高速度で吹き出している現象を指す。

ディアブロ
デビル(悪魔)のイタリア語読み。

ディープワンズ
クトゥルー神話に登場する水棲種族で、日本語ではそのまま「深き者ども」とも。
俗に言う半漁人の様な姿で、水性の邪神に仕えている事から、
その手の話では雑魚敵として雲霞の如く湧いてくる事が多い。

ティアマット
古代バビロニア神話の神のひとり。上半身は美しい女性、下半身は蛇の姿で描かれる。主神
マルドゥークと戦って
破れ、彼女の体は引き裂かれてしまう。その体は天地を形成し、両目はチグリスとユーフラテス河となったという。
ファイナルファンタジーシリーズや女神転生シリーズなど他のRPGでも同名のモンスターがみられる。

ディエバス
バルト神話の主神。神話的歌謡の中では「空の神」として謳われている。元々は「天空」を意味する単語。

ディストーション
エレキギターで使われる歪みを発生させるエフェクター(ギターとアンプの間に繋げて音色を加工する装置)の一種。

ティティーツイスター
1996年公開・ロバート・ロドリゲス監督のハリウッド映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」に出てきたパブの名前。
映画では、主人公がそのパブで一夜を過ごすことになったが、そこは吸血鬼の巣窟になっていた、という設定。
字幕版では「おっぱいぐるぐる」と訳されている。(ティティーは英語で「女性の乳頭」を指す言葉である)

デウス エクス マキナ
ギリシア語のtheos apo mechanesのラテン語訳で、「機械仕掛けの神」「機械仕掛けで現れる神」の意味。
古代ギリシア演劇においては、劇の終わりの場面に神がスケネ(舞台背後の建物)の上方から登場する
シーン、またはその神、さらにそのような神の出現により劇に大団円が与えられる状況そのものを指す。

デカラビア
ソロモンの72の悪魔の一人。30の軍団を率いる序列69番の公爵。五芒星の形で
召喚者の前に現れ、植物や宝石に秘められた価値を教えてくれるという。

デ・レ・メタリカ
1550年にドイツの鉱山学者ゲオルグ・アグリコラによって書かれた書物。
当時の世界最先端の鉱業・冶金技術が系統的に図示されている。

デュラハン
スコットランドで登場する、死を予感させる不吉な妖精。

デンドロビウム
実在するラン科植物の一種の学名で、和名は石斛(せっこく)。樹木などに着生する植物で、
花言葉は「思いやり」「純粋、潔癖」「まごころ」、また「わがままな美女」などとも。
直接の引用はガンダム開発計画で拠点防衛用MSとして開発されたガンダムのコードネームとの説も。

ドゥームズデイ
英語で「世界の終末・審判の日」を意味する。
直接の引用元はアメコミ不滅の名作「スーパーマン」に登場する怪物との説も。

トニー・スターク
アメコミ「アヴェンジャーズ」に登場するヒーローのうちの一人、「アイアンマン」の正体。
作品中ではアメリカを代表する巨大企業・スターク工業の御曹司という設定。

ドライアード
ドリアードとも。ギリシャ神話やヒンドゥー教に登場する、森の奥深くに住む大地(樹木)の精霊。
緑色の髪をした美しい少女の姿だといわれるが、木を傷つける人間に対しては容赦なく罰を与える。

トラペゾヘドロン
「偏四角多面体」「四辺形体」のこと。各面が不等辺四辺形からなる多面体。
ちなみに、クトゥルー神話の中に「輝くトラペゾヘドロン」というものがある。
「輝くトラペゾヘドロン」は、不均整な形の金属箱の中に7本の支柱でつりさげられた、
大きさ約4インチ程の赤い線の入った黒い多面結晶体であり、時間と空間すべてに通じる窓とされ、
闇の中で箱から解放されることにより「這い寄る混沌」ことナイアルラトホテップを召喚するとされる。

トロール
北欧神話に出てくるヨトゥン(霜の巨人族)の事を指す。
キリスト教の普及で、巨人族が怪物に変貌し、巨大さと残忍さが残った。

ナイトゴーント
クトゥルフ神話に登場するモンスターで、人に似た四肢を持つが顔面は無く、角と
羽と尻尾のある姿をしている。人間を空の高みへと誘拐しては、くすぐって遊ぶ。

ニバス
下級の悪魔。地獄の客寄せ道化師長であり、幻視や夢の管理も行う。

N.U.E
鵺(ぬえ)のローマ字表記。平安時代の末期に、天皇の御殿を襲ったと言われている怪物。
頭は猿、尾は蛇、身体は狸、手足は虎で、怪鳥退治の命を受けた源頼政とその家来によって、射殺される。

ネクタール
ギリシャ神話で神々が飲んでいたとされる神酒のことで、
口にした者は不老不死となって神の仲間入りが出来るという。

ネクロノミコン
直訳すると「死者の書」。クトゥール神話の創始者ラブクラフトが作品中で創造した魔道書。
西暦730年にアラブ詩人アブドゥル・ハザードによって書かれたという設定になっている。

ネクロマンサー
アンデッドモンスターに邪悪な力を吹き込んだり、死者を蘇らせたり、
自分の言う通りに動かすという、死に関連した魔法を専門にする魔法使い。

ネルガル
病気と戦争の神。バビロニアではエルラガルとも呼ばれる。シュメール神話。

ノスフェラトゥ
ルーマニアの伝説にある吸血鬼の名称。直訳すると「不死なる者」という意味。

這いよる混沌
クトゥルー神話に出てくるのナイアルラトテップまたはニャルラトテップという神の別名。

バキューモン
帰ってきたウルトラマンの第23話「暗黒怪獣 星を吐け!」に登場した暗黒怪獣の名前。
様々な星を吸収し巨大になっていく。北斗七星やカニ座を飲み込み、地球をも飲み込もうとしたが、
ウルトラマンが体内に入りウルトラランスで切り裂くと、星を吐き出し爆発した。

バーソロミュー
15世紀後半の大航海時代に活躍したポルトガルの航海士バーソロミュー・ディアスより。
1487年、ポルトガル国王ジョアン2世の命により、当時エジプトの南にあると言われていた
「希望の国」へ海路到達する事を命ぜられ、アフリカ西海岸を南下、アフリカ南端を回るが、
乗組員の反乱にあって引き返し帰国。この時アフリカ南端の岬を「嵐の岬」(後の喜望峰)と名づける。

ハイゼンベルグ
ドイツの物理学者ヴェルナー・ハイゼンベルク(1901-1976)より。1927年、素粒子の位置と速度を
同時に決定することはできないという「不確定性原理」を提唱し、1932年ノーベル物理学賞を受賞した。

ハイドラ
ギリシャ神話に登場する多頭(5〜100まで諸説あり)の水蛇。英字綴りは「Hydra」で、日本語ではヒュドラ・
ヒドラとも呼ばれる。中央の首は不死で、他の首も切り落とされてもすぐに元に戻る程の再生能力を持つ。

バジリスク
時代によって姿を変えた怪物。紀元1世紀、プリニウスの『博物誌』では、コブラのような蛇の姿で描かれている。
中世になると、2本または4本脚の鶏とトカゲを合わせたような姿で描かれた。元々は
コカトリスと同義。

バックベアード
水木しげる原作の人気漫画「ゲゲゲの鬼太郎」に登場するアメリカの妖怪。作中では西洋妖怪のボス。
さらにその元ネタはイギリスのウェールズ地方民話に出てくる、黒い毛むくじゃらのお化け「バグベアー」とされる。

パナケイア流体
ギリシャ神話における、全てを治療する女神の意味。「療法」を司る。

バーミスラックス
1981年にディズニーによって製作された映画「ドラゴンスレイヤー」に登場する邪悪なドラゴンの名前。

パフォメット
山羊の頭の悪魔。イエス・キリストを洗礼した「バプテスマのヨハネ」と、イスラム教の開祖「マホメット」を合成して
名づけられたと言われる。12世紀初頭にエルサレム王国で巡礼道の治安を守るために設立された「聖堂騎士団」が
偶像神として崇めていた。聖堂騎士団はこれを理由に異端とされ、1312年の異端審問にて解散させられた。

ハボリム
ソロモンの72の悪魔の一人で、火事を司る地獄の公爵。アイムとも呼ばれ、美しい男の体と人と子牛の3つの頭を持ち、
大きなマムシに乗って現れる。火のついた松明を手にしていて、呼び出した術者の要求によって相手に災難をもたらす。

バラム
ソロモンの72の悪魔の一人で、40の軍団を率いる序列51番の大いなる王。人間と牡牛と子羊の首を持ち、尾は蛇で、
鷹を手の甲に乗せ、猛々しい熊にまたがっているという。過去と未来の知識を召喚者に与えるという。

バルバトス
30の軍団を従える偉大な侯爵。過去と未来の全てを知っている。
プランシーの地獄の辞典によれば、ロビンフッドのような、射手か狩人の姿で現れるという。
ソロモンの72の悪魔より。

パレアナ
エレナ・ポーターの小説『少女パレアナ』の主人公。十一歳のときに両親を亡くし、おばのパレーに
ひきとられる。どんな逆境の中にあっても希望を忘れない、常に前向きな少女。
日本では『愛少女ポリアンナ物語』のタイトルでアニメ化もされている。

パンダースナッチ
ルイス・キャロル著の『鏡の国のアリス』の作中詩「ジャバウォックの詩」に登場する怪物の名前。
獲物を捕らえる顎と爪のある4本足を備え、また首を自在に伸ばす事が出来る。温暖な風土に生息し、
森林や草地に棲む。完全な肉食動物で、一般に単独行動をとる。
「ファイナルファンタジー」「バイオハザード」「リネージュ」など他のゲームにも同名のモンスターが登場。

パンデモニウム
出典はミルトンの「失楽園」で「煉獄」の意。本来はギリシア語で「ありとあらゆる悪魔」を
意味する。WAにおける「万魔殿」はこの原義に基づく訳語であると思われる。

バントライン
西部開拓時代に作られたその名も高い45口径6連発リボルバー、コルト45SAA(シングルアクションアーミー)、
俗称ピースメイカーの長銃身カスタムモデル。銃身長が12インチ、あるいは16インチのものもあるという
すさまじく扱いにくい代物。一般的にはワイアット・アープの愛銃として知られている。
作家のバントライン氏の注文で特注され、当時の名保安官数人へ贈られた。ワイアット・アープは
この一人で、バントライン・スペシャルを用いてビリー・ザ・キッドを射殺したと言われる。

ヒアデス
おうし座に含まれる散開星団。角の付け根にV字形に並んでいる。

ビートイングラム
1995〜96年にかけてテレビ朝日系で放映された特撮番組「重甲ビーファイター」の中で、
リーダーのブルービートが武器として使用した銃の名前。最初から使用していたわけではなく、
後半に次元の商人から託される。次元の覇者の銃という設定で、作中では最強の武器とされた。

ヒューペリオン
ギリシャ神話におけるティタン族のひとりで、その名は「高きを行く者」の意味を持つ。
大地神ガイアと天空神ウラノスの息子で、太陽神ヘリオス、月の女神セレネの父。

ファティマの奇跡
1917年、ポルトガルのファティマという小さな村で3人の少女が聖母マリアを目撃したという伝説。
現在聖母マリアを目撃したとされる現場には礼拝堂が建てられている。また聖母マリアが出現したとされる
5月13日と10月13日には大祭が行われ、毎年30万人以上の巡礼者が訪れる。5月13日にはローマ法王も訪れる。

ファフニール
北欧神話やドイツの伝承において、勇者シグルド(シグムント、ジークフリート、ザイフリート)と戦ったドラゴン。

ファルガイア
Far(遠い)とGaia(地球・世界)を組み合わせた造語。
要するに我々の世界(地球)から遥か遠く離れた世界という意味。

ファントム
要するにゴースト。

プーカ
アイルランド伝承に出てくる妖精。人間にいたずらをするのが好きで、姿を変幻自在に変えられる。
その一方で、親切にしてあげるとお返しにいいことをしてくれることもあるという。

フィラ=デル=フィア
アメリカ合衆国ペンシルバニア州にある都市。1776年、この都市でアメリカ独立宣言が公布された。
1800年にワシントンに遷都されるまで、アメリカの首都であった。

フォルネウス
ソロモンの72の悪魔の一人。29の軍団を率いる序列30番の大いなる公爵。巨大なギンザメの姿で
召喚者の前に現れるとされる。多言語に精通し、人間に修辞学や言語理解の能力を与えるという。

ブーツヒル
アメリカ西部開拓時代における墓地、特に無縁墓地の俗称。OK牧場の決闘で知られるアリゾナ州
ツームストンのものがもっとも有名だが、それ以外にもブーツヒルの名を冠する地名・墓地は各所に見られる。
当時カウボーイやガンマン、銃撃戦の犠牲者等がブーツを履いたまま葬られたことを語源(※)としている。
つまり日本的な言い回しをするなら『西部で生きるものは畳の上では死ねない』という皮肉と自嘲がもとになっている。

※これには『当時カウボーイはブーツを逆さまに地面に突き立てて墓標がわりとしたから』という別説もある。

フラウロス
ソロモンの72の悪魔の一人。36の軍団を率いる序列64番の大いなる公爵。黒ヒョウあるいは
チーターの姿をしている。過去から未来の全てについて知識を持つというが、嘘つきだとされる。

フラガラッハ
ケルト神話の光の神ルー=ラヴァーダが持っていた十字剣。直訳すると「報復するもの」の意。
どんなに硬い鎧でも貫く上、目にした者は力を抜かれ、誘われるように切り伏せられてしまうという。

ブラックサバス
1964年にイタリアで製作されたホラー映画。絶交した女友達からかかり続ける脅迫電話におののく女性を描いた「電話」、
旅館の家主が吸血鬼だった「吸血鬼ウルダラク」、悪霊の宿った指輪の恐怖を描いた「一滴の水」の短編3話からなる。
直接の引用は上記の映画を元に命名された1970年結成のイギリスのヘヴィメタルバンド「ブラック・サバス」との説も。

プラナリア
実在する軟体生物。扁形動物門/渦虫綱の動物群の総称であり、淡水や海水中および湿潤な陸上にも住んでいる。
特に普通にプラナリアというときは、再生力の強い動物として良く知られている淡水生の三岐腸類を指す。

ブリューナク
ケルト神話の光の神ルー=ラヴァーダが持っていた魔槍。直訳すると「貫くもの」の意。
意思を持っていて、投げると白い光、熱、稲妻とともに自動的に敵を貫くという。

フルーレティ
ベルゼバブの副将と呼ばれる上級悪魔。氷を自由に操る能力を持ち、激しい雹を降らせることも出来る。

フレスベルグ
北欧神話の巨大な鷲。名は「死者を飲み込む者」の意。世界樹ユグドラシルの梢に住みついているとされる。
風はこの大鷲がその翼をはためかせて作り出しているとされている。
また、世界を見下ろしているため、相当な博識だといわれている。

プロメテウス
ギリシャ神話の英雄。タイタンの子。天界より火を盗み、土人形に生命を与え人類を創造した神。そのためにゼウスの怒りに触れ
コーカサス山の岩につながれ、長年にわたってハゲワシに日々肝臓をついばまれるが、ヘラクレスに助けられたといわれている。

フンババ
メソポタミアの伝説にある一つ目の怪物。嵐の様な吼え声で口から炎と疫病を吐き、睨んだ相手を
石化する力を持っていたが、最後には太陽神の加護を得たギルガメッシュとエンキドゥに倒された。

ベアトリーチェ
「神曲」の作者ダンテが愛した女性。この恋はダンテの片想いで、ベアトリーチェは別の貴族と結婚
したあげく、僅か24歳でこの世を去った。しかしその後もダンテはベアトリーチェを理想の女性として
生涯思慕し続けたという。ダンテの代表作「神曲」や「新生」にも同じ名前の人物が登場している。

ペイルライダー
ヨハネ黙示録に記される、世界の終末に現れるとされる四騎士のうちの一人。
青白い馬に乗り、黄泉ハデスを従えていると言われている。

ヘカーテ
ギリシャ神話に登場する大地母神。月を象徴する存在としても知られている。
犬、馬、ライオン、または処女、母、老婆と言った具合に、三位一体の姿に描かれる事が多い。

ヘカトンケイル
ギリシャ神話に登場する怪物で、「百の手を持つ者」という意味の名前通り百の腕と50の頭を持つ。

ベテルギウス
オリオン座のアルファ星のこと。シリウス、プロキオンとともに”冬の大三角形”を構成する。
直接の引用は1988年公開の映画「ビートルジュース」の主人公の名前との説も。
ちなみに「ビートルジュース」はベテルギウスの英語読み。ベテルギウスはギリシャ語。

ベリアル
キリスト教・ユダヤ教においてルシファーと共に天を追われたデーモンの一人。
もとは天使だったので、外見は美しく、優雅で威厳に満ちている。50の悪霊軍団を従える偉大な王。

ベルゼバブ
その名に「蝿の王」という意味を持つ、地獄に君臨する魔王。彼は手下の蝿を遣い魂を運ばせ、支配する。
カナンの主神バアルがおとしめられてなった姿であるとも。

ペルセフォネ
ギリシャ神話における豊穣の女神。死の神、処女神とも言われる。ゼウスとデメテルの娘で、
元々は母親と暮らしていたが、花を摘もうとしたところをハデスにさらわれて
そのまま妻となり、冥界で暮らすようになった。

ベルセルク
北欧神話に出てくる熊のシャツを着た者の意味を持つ戦士。英語読みでバーサーカー。

ヘルタースケルター
元はイギリスの遊園地などにあった螺旋の滑り台という意味。ビートルズの曲のタイトルにもなっている。
60年代から70年代、アメリカのカルト教団の教主チャールズ・マンソンが同曲に影響を受け、
「白人と黒人の間の最終戦争(終末戦争)」をヘルタースケルターと称してヒッピーを中心とする若者に説いた。
なお、マンソンはその後シャロン・テート事件をはじめとする殺人事件を主謀し
現在はカリフォルニアの刑務所で服役している。今でも彼のカリスマに魅せられている者は多い。

ヘルハウンド
イギリスの神話伝承に現れる悪魔の犬。

ホクスポクスフィジポス
田中芳樹氏の長編SF小説「銀河英雄伝説」の登場人物の一人、マリカがおまじないに唱える呪文
「ホクスポクス・フィジブス」が元ネタと思われる。「凶事よ、消え失せろ」という意味。
ちなみに「ホクスポクス・フィジブス」は同氏の別の作品「アップフェルラント物語」にも登場する。

ボーグナイン
アメリカの大御所俳優アーネスト・ボーグナインより。強面な容貌から悪役を演じることが多かった。
下記でも紹介している映画「ワイルドバンチ」では味のある用心棒役を熱演。

ボブゴブ
おそらくボブゴブリンの事。ホブhobは、ロブrobで、ロビンの愛称。ロビン・ザ・ゴブリンの意味。
ホブという言葉はイングランドを中心に中世ヨーロッパでよく使われており、
そもそも、親切で気のいい妖精全般を指していた。ハリーポッターに出てくる『ドビー』の事。

ポルタゲ
ギリシャ神話に登場する妖鳥。ハルピュイア(ハーピー)の一人で一説には三姉妹の一人。
正確にはポダルゲ(Podarge)であり「足の速い女」という意味。

魔王アンゴルモア
あまりに有名なノストラダムスの大予言で、1999年の7の月に空から来るとされた。

魔剣ルシエド
PCエンジンで発売されたRPG「天使の詩」シリーズの主人公が使っていた剣。狼に変身する。
ちなみに「天使の詩」の開発には金子彰史氏・なるけみちこ氏など現WAスタッフが多数関わっている。

魔鍵ランドルフ
クトゥルー神話を生み出したラヴクラフトの小説の登場人物ランドルフ・カーターの所持する銀の鍵。

マスターテリオン
イギリスの魔術師、アレイスター・クロウリーが使用した称号、またはペンネームのひとつといわれる。
クトゥルー神話を基に製作されたゲーム
「機神咆吼デモンベイン」のメインキャラクターの名前にも採用。

マヤ・シュレディンガー
マヤ→琉球方言で「猫」の意味。
シュレティンガー→オーストリアの物理学者エルウィン・シュレディンガー(1887〜1961)より。
波動力学の創始者で、量子力学を分かりやすく例えた「シュレディンガーの猫」で有名。

マルコキアス
ソロモン王の72柱の悪魔の一人。30の軍団を率いる序列35番の大いなる公爵で、翼を持った狼として描かれることが多い。
ちなみにWAスタッフが過去に携わった「天使の詩」というゲームでも同名の敵キャラが登場する。

マルドゥーク
四つ目、四つ耳、口からは火を吐き七つの風を操るバビロニアの神々の一神。
バビロニア神話において、神々の王とも言われている。
ティアマットとの戦いで有名。

ミクトランテクウトリ
アステカの四大神の一柱で、死の神とされる。その姿を描かれる時は、骸骨のような顔に
飛び出した歯という不気味な姿であることが多い。静かな冥界ミクトランを作り出したと言われる。

ミュルメクサ
神兵、戦神兵、鬼神兵のこと。ギリシャ神話で呪病によって民を失い、悲しみに嘆く王の元に集った蟻(ミュルメクス)
たちが、神の奇跡を受け人となり「ミュルミドン(蟻の民)」と呼ばれるようになったことが語源と言われている。
そして、トロイア戦争において、主神の御力と戦いの神の加護を受け、戦神アキレスと共に
勇敢に戦った屈強な戦士たちが、「ミュルメクサ」と呼ばれるようになった。

ミレディ・ヴァレンティ
ミレディ→アレクサンドル・デュマ著の小説『三銃士』より。枢機卿リシュリューに仕える女性で
ダルタニアン物語『三銃士』編における最大の敵役。謀略の天才であり、ダルタニアンと三銃士達に
幾度となく苦汁を飲ませるが、最後は捕らえられて処刑される。
ヴァレンティ→イタリアの首都ローマに登録されている架空の住所。ローマにいるホームレスを
そこに住民登録することによって、行政・福祉サービスを受けさせる目的で創られた。

ムシュフシュ
シュメール語で「怒れる蛇」、「怒りの毒蛇」を意味する魔物。バビロニア神話では、英雄神マルドゥークに
仕えるとされる。古代オリエントでは、都市や神殿を守護するものとして壁画にも多く刻まれている。

メカのもと
1970年代に放映された人気アニメ「ヤッターマン」に登場する、ゾロメカを製造する触媒となる物質。

メリクリウス
おそらくローマ神話に出てくるメルクリウスの事。科学、商業、盗人、旅人の守り神。
ギリシャ神話ではマーキュリーと呼ばれる。一橋大学のシンボルは彼の持つ杖をモデルにしている。
岐阜商業高校・平商業高校・津商業高校など商業系高校の校章にも好んで使用されている。
直接の引用は「新機動戦記ガンダムW」に出てきたMSという説も。

メルカバー(アークティカの王弟殿下の名前)
戦車、そして神の玉座を意味するヘブライ語。出典は旧約聖書でエゼキエルやエノクらが目撃した、
神の乗り物とされる不思議な車。戦士の役目を持つ天使によって守られ、炎は槍のように、
見るものの目を刺すという。ユダヤ教における瞑想法の一つにもメルカバーの名称をもつものがある。

なお、現在のイスラエル陸軍の主力戦車の名称もメルカバーである。一般的にはこちらが一番有名かもしれない。

メルコム
地獄の悪魔に給与を支払う悪魔。

もはや戦後ではない
1956年7月に発表された経済白書に掲載されたことで有名。戦後敗戦からの痛手から日本経済が
復興し、高度経済成長期へと突入していった時期を象徴する言葉として同年の流行語となった。
同年の「文芸春秋」2月号で中野好夫氏が連載していたエッセイの中で使われたのが最初。

モーロック
SF作家の大御所H・G・ウェルズ著「タイム・マシン」に登場する、遥か未来の地球で、地底に住まう人種。

ユグドラシル
北欧神話より。世界の象徴ともいうべき巨大なとねりこの樹。世界樹、宇宙樹とも呼ばれる。
根は3本あり、1本はアースガルズ(アースガルド)やミズガルズ(ミッドガルド)の下へ伸び、
1本は死者の国にして氷の国ニフルヘイムへ伸び、最後の1本は巨人たちの国ヨトゥンヘイムへ達する。

ユルング
ユルルングルの省略形。北オーストラリアの原住民アボリジニに伝わる偉大な父蛇。
天に届くほどの大蛇で、体色から“銅のニシキヘビ”と呼ばれる。

ラーヴァ
多分ラーヴァナの事。インド神話における悪魔のような存在、ラクシャサの王。
10の頭、20の腕、銅色の眼、新月型の歯を持ち、身体は山のように大きく、雲まで届くとされた。
また、英語(larva)で「幼虫・幼生」という意味もある。

ラナンキュラス
キンポウゲ科キンポウゲ属の植物。ハナキンポウゲ(花金鳳花)ともいう。
中近東から東ヨーロッパの原産で、ペルシャ系、トルコ系、フレンチ系の三つに大別される。花弁が
幾重にも重なり、ボリューム感にあふれる花を咲かせる。色は赤、ピンク、黄色、橙色、白などが多い。

ラハブ
地獄の七君主の一人。「獰猛な者」という意味。始源の海の支配者であった。天地創造に際し、
彼は神の命令に不服を唱え、打ち殺される。悪臭を放つ彼の死骸は、海の底に沈められたが、
その後、再び甦り、エジプトのファラオを助けて、ヘブライ人に対する弾圧に荷担した。このため、
またしても神に滅ぼされるが、三度復活し、今では傲慢と驕りの天使として、地獄界に君臨しているという。

ラフレシア
世界最大の花を咲かせる植物。東南アジアに分布する寄生植物で、同種の中には直径15cm程度の小さな花を咲かせる種もある。
腐肉の様な臭いを放って蠅などの小虫を誘き寄せて受粉していると言われているが、無性生殖も可能なので実際の所は不明。

ラミア
一般的に美しい女性の上半身に、ヘビの下半身を持つモンスター。ギリシャ神話。

ラルヴァ
西洋魔術の世界でいう「怨霊」の総称。この世に執着している浄化されない霊体であり、
あらゆる悪災の根源となりうる浮遊エネルギーを意味する。夜になると彷徨い歩き、
弱い人間を襲って精気を奪いとるとされる。宗教改革の後は最も低級な霊という扱いとなった。

リヴァイアサン
キリスト教における嫉妬を司るデーモン。本来はウガリット神話に登場する巨大な蛇。
やがて海に住むドラゴンとなり、デーモンの一員となった。

リボルバーキャノン
機関砲の一種。普通の機関砲とは仕組みが違い、弾を回転弾倉に込めて次々と連射するのが特徴。
イギリスのADEN、フランスのDEFA、ドイツのマウザー27mm等が有名。

リルカ・エレニアック
リルカ→筋肉少女帯の「リルカの葬列」という曲より。
エレニアック→「E.T」「沈黙の戦艦」などに出演しているハリウッド女優エリカ・エレニアックより。

ルルドの泉
フランスのピレネー山脈の麓にあるルルドという村に湧き出ている泉。
1858年にこの村に住んでいたベルナデットという少女が聖母マリアのお告げに従って
掘り当て、その泉の水を飲んだ人の病気がことごとく治ったと言われている。
現在では年間500万人以上の巡礼者が訪れるカトリックの聖地となっている。

レッドビュート
戦隊もの特撮の始祖「秘密戦隊ゴレンジャー」のリーダー・アカレンジャーが武器として使用していた鞭。
2万ボルトの電流を放つ。槍(ヤリビュート)やドリル(ドリルビュート)などに変形させることも可能。

レベッカ・ストライサンド
レベッカ→ケイト・D・ウィギンの小説「黒い瞳のレベッカ」より。同名の人気ロックバンドもこの小説が由来。
ストライサンド→アメリカを代表する大物女優で歌手や映画監督としても活躍するバーブラ・ストライサンドより。

ロズウェル
アメリカ合衆国ニューメキシコ州の砂漠地帯にある町。
1947年、この町にUFO(未確認飛行物体)が墜落するという事件が起こったことから有名になった。
米軍の最終報告ではプロジェクトモーガルと呼ばれる実験で使われた観測用気球とされている。
しかし、「これは真実を隠蔽する米軍の陰謀だ!」とする陰謀説も根強く、未だに真相は闇の中。

ロンウェー
ユダヤ神話に登場する19の地獄歩兵隊を率いる侯爵兼伯爵。言語の知識と万人に好かれる方法を教えてくれる。

ロンバルディア
イタリア北部にある州名。州都はミラノ。

ワイバーン
紋章学より誕生した架空生物で、翼を持つドラゴンの中で前足を持たない二本足のものを指す。
中世の紋章の図柄としてよく登場する。語源はラテン語で「まむし」を意味するviperが変形したもの。


ワイルドバンチ
1969年に製作された西部劇映画。20世紀初頭のテキサスを舞台に、強盗団vs軍隊の抗争が描かれる。
「デス・シャワー」と称されるスローモーションを駆使したクライマックスの大銃撃戦は西部劇映画史上でも
屈指の名シーンとして知られ、クエンティン・タランティーノなど後世の映画監督にも多大な影響を与えた。

ワルプルギスの夜
毎年4月末日、ドイツのハルツ山脈の 高峰ブロッケン山に世界中の魔女と魔物が集まり大宴会が開かれるという伝説のこと。
ドイツの作家ゲーテ(1749-1832)著の「ファウスト」に取り上げられたことから有名になった。



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