人物設定 西山正志
作者: 邪神   2016年11月02日(水) 23時30分28秒公開   ID:LmuRwrHe5Zs
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本作オリジナルの登場人物の詳しい設定や使用する武器について紹介します(『バイオハザード』の登場人物は除きます)。ネタバレになりますので注意してご覧ください。設定は現実には無理がある厨二病になっていますが、フィクションとしてどうか温かい目でご覧ください。





来歴
「正志の世界」で、某年8月10日に世界的財閥の1つでもある安永財閥の当主・安永真司(33)と夫人・安永美紀(32)の長男として生まれる。1人息子の御曹司だったため、幼少期から財閥の次期当主になるために必要な数々の英才教育を受け(英語を流暢に話すことができるのはこのため)、6歳になった時点でアメリカのハーバード大学の入学試験を満点でパスできるほどの知識・学力・英才力を身に付けた天才児だった。3歳の頃、後に恋人になる大倉詩織と出会う。
8歳の時、詩織と恋人同士になる。それから2年後、御曹司で次期当主候補だった正志には将来別の財閥の令嬢との結婚話が持ち上がり、この話を逃したくなかった安永財閥は詩織の存在を邪魔に思い(大倉家が一般の市民だったことも関係する)、大倉家を誘拐し全員殺害する事件を起こした(真相は財閥の手で闇に葬られており、表向きは何者かが起こした金目当ての誘拐殺人事件とされる)。しかし皮肉なことに、殺害された詩織は先代の結晶の巫女の力によって生き返っていたが、その事実を知らされなかった正志は事故に遭ってしまい記憶を失うことになる。
財閥関係者の会話を偶然聞いて詩織達が誘拐されたことを知った正志は、詩織達を救出するため財閥から自分がもてるだけの大金を持ち出しそれを使い、たった1人で彼女達が監禁されていた場所へと向かう(この時点で大倉家は全員死亡している)。しかしその途中、車のひき逃げ事故に遭い自身の下の名前・年齢以外の全ての記憶を失う。傷つき彷徨っていたところを、偶然傍を通りかかった西山翔一(26)とその妻・西山樹里(24)に助けられる。
警察も手を尽くしたが正志の記憶が元に戻ることはなく、両親を見つけ出すことも不可能だったため、仮の戸籍が作られ一時は児童養護施設に預けられて生活していたが、子どもができずにいた西山夫妻に気に入られたこともあり養子として引き取られる(夫妻との間に子どもがいなかったため)。西山家の養子になる以前の本名は安永正志。
高校1年生の時、養父の翔一を末期の胃がんで亡くし、義母の樹里と二人暮らしを始める。この時、夫を失った悲しみから生きる気力を失っていた樹里を癒したい一心で、正志は樹里と肉体関係を結び親子の絆をさらに深めることで彼女を立ち直らせ支えた(いわゆる近親相姦の関係)。しかし、これがキッカケで樹里が妊娠、後に息子・翔(カケル)を出産したことで17歳にして1児の父親となる。高校1年時に16歳の若さで司法書士の資格を取得し、マスコミに取材されるほど有名になったことで実の両親に所在を知られることになる。
法陵大学法学部に進学すると同時に司法書士の事務所に就職し、学業・仕事・育児の3つを両立しながら3人での生活を送っている中、2年生に進級した頃実の両親と再会し自分が安永正志であることを知らされ、安永家の次期当主として戻るように指示される。実の両親と再会したことで記憶を取り戻すが、詩織達の殺害を直接指示したのが実の両親という事実を思い出して失望したこと・義理の両親に対する感謝と愛情の気持ちが限りなく強かったこと・分刻みのスケジュールを押し付けられたうえでの英才教育を受けていた日々に嫌気が差していたこと(正志曰く、悪夢のような日々)・樹里と翔を置いてはいけないなどの理由で、これを拒否し自身はあくまで西山正志として生き続ける道を選んだ。その後、正式に西山家の婿養子という形で樹里と結婚(あくまでも義理の親子関係だったため結婚は可能)、証拠を揃えてマスコミに大倉家誘拐殺人事件の首謀者が安永財閥だったことを公表し、財閥を崩壊させ実の両親と殺害実行犯に引導を渡した(夫妻と殺害実行犯は現在刑務所に収監され、殺害実行犯は死刑判決を受けた)。
第20話で「検事になることを目指している」と語っているが、これは検事だった義理の父・翔一に憧れていたことと彼が検事バッジを剥奪された事件の真相を暴くためである。
そして大学4年生になった年の9月29日、樹里と翔が里帰りをしていたその日に結晶の巫女に『バイオハザード』の並行世界の崩壊を防ぐ戦士として見出され、並行世界に放り込まれる。




人物設定
孤児の自分を引き取ってくれた西山家の両親に深く感謝しており、仕事で稼いだ給料のほとんどを妻の樹里に手渡している。かつての恋人・詩織が忘れられなかったことや樹里との近親相姦の関係が原因で、独身時代は恋人を一切作っていない。ちなみに、実の両親とは完全な絶縁関係になっている。
番外編の回想シーンで、廃人同然の状態に陥った樹里を支えた理由は、孤児の自分を引き取ってくれたことへの恩返しがしたいという一心だったとということが彼女の台詞から明らかになっているが、本当は記憶喪失になったことでかつての恋人・詩織の存在を忘れ、親子として一緒に過ごしていくうちに心優しい樹里に恋心を抱いてしまい、彼女の夫・翔一が死亡したことをキッカケに、樹里を翔一の存在から吹っ切らせることでその心を自分に振り向かせようとしたことが真相である。結果的に樹里は翔一のことを吹っ切り、正志を1人の男として愛するようになったが、息子の名前に彼の一字を取ったのは正志の翔一に対する罪の償いを意味している。
世界に影響を与えるほどの大財閥という裕福な家庭環境や多彩な才能のために大抵の欲望が叶っていたことに加え、他人(特に実の両親)の欲望に翻弄され続けてきた経験や、その家庭が恋人の詩織を殺し自分だけが何も出来ずに生き残ってしまった罪悪感から、自分自身の欲望や自身の命に対する執着を失っている。故に数時間前に知り合った他人でさえ助けるなど、周囲の願いやエゴを自らが引き受け、自分1人で全てを背負い込むためには己の命さえ全く顧みない。作中で自身のことを全く考えず、クリーチャーの攻撃からクレアや仲間達を必死に守るのはこのためである。
ありとあらゆる英才教育を受けていたため学校の成績も優秀で、東京大学やアメリカのハーバード大学の入学試験に満点で合格するほど。高校時代に16歳の若さで国家試験に合格し、司法書士の資格を取得していることからもそれがわかる。他に運転免許証・船舶免許・漢字検定1級・英語検定1級・日本語ワープロ検定1級・パソコンスピード検定1級・文書デザイン検定1級・介護士資格・小学校教師免許・中学校教師免許(社会科)・高校教師免許(社会科)・ライフセーバー資格など多数の資格を持つ。免許は持っていないが、電車やヘリコプターを運転することも出来る。スポーツも非常に万能で、どんな種目もそつなくこなすことが出来る。
現在は司法書士事務所に勤務しているが、他にもパソコンのソフトやスマートフォンのアプリを独自に開発して売り込むなどの内職もしている。なお、かつて樹里に内緒でホストの仕事をしていたことがあり、わずか3ヶ月程でナンバーワンの業績をあげたが、ある事情から1年ほどで退職している。



身体データ
身長176cm・体重60kg・血液型はAB型。中学時代から高校卒業まで、護身術として空手やマーシャルアーツなどの武術を習っていたため、クレアやレオンと互角の高い身体能力を持つが、人間を大きく超えた力を持つ光平とウェスカーには及ばない。銃やナイフの扱いにも長けているが、これは幼少期に財閥の英才教育の一環として海外で扱い方を教えられたためである。




家族構成
実の両親である安永真司・美紀夫妻とは大学2年生の頃に再会したが、西山家の人間として生きる道を選んだため、2人とは絶縁関係になっている。第30話で夫妻が殺人教唆の罪で逮捕され、裁判で有罪判決を受け現在は刑務所に収監されていることが西山樹里の台詞から明らかになっている。自身を引き取った義理の父・西山翔一は末期の胃ガンにより正志が高校1年生の頃に死去しているが、翔一の妻で義理の母・樹里(36)は健在している。ちなみに翔一は婿養子で、旧姓は坂井。
それなりにモテるらしいが、かつての恋人・詩織が忘れられないことや樹里と結婚しているため、恋人は作っていない。樹里が36歳で夫の正志が22歳と夫婦にしては歳が離れすぎているため、他人から見ると親子とは思われず、姉弟か歳の離れた恋人同士と思われることが多い。幼い頃の正志は彼女を「お母さん」と呼んでいたが、肉体関係を結んだ後は下の名前を呼び捨てで呼んでいる。
実は樹里と肉体関係を結んだことで彼女は妊娠、樹里は後に男児を出産したことで正志は1児の父親になった。子どもの名前は正志が養父の翔一から一字を取って翔と名付けた。これは亡くなった翔一から樹里を奪ってしまったことへの正志なりの償いを意味している。禁断の関係を越えた末に翔が生まれたため、表向きは正志と樹里は翔を翔一の残していった忘れ形見の息子としている。




使用する武器
サバイバルナイフ
レオン・S・ケネディから託されたもの。攻撃力は低いが何度でも使用することが可能で、G幼体・ラージローチなどの張り付いて攻撃してくる小さな敵や一部の敵との接近戦でその真価を発揮する。

STARSサムライエッジ(レベッカ・チェンバースモデル)
ラクーン警察署STARSオフィスのレベッカの机から入手し、以降は愛銃として使用する。消息を絶ったビリー・コーエンを探すためラクーン警察を退職したレベッカが、自身の机に保管しておいたもの。スコープやサイレンサーなどの銃部品が最初から装着されている(『バイオハザード0』の黄道特急事件で改造された)状態のため、ゾンビの部位破壊が行えるクリティカルヒットを行うことが可能。ルーキーのレベッカ専用の銃として開発されたため、初心者でも使いやすい万能の銃ではあるが、攻撃力が低いのが欠点。装弾数15。

ショットガン
ラクーンシティのレストラン「Cafe13」で入手。正志がリッカーに重傷を負わされてこれを落とした際、クレアが拾って一時期使用した。銃口と銃身が切り詰められて照準機能が失われているものの、改造前の物よりも威力が大幅に上がっており、ハンドグリップも装着されているため、撃つ時の隙が大きくなるという欠点も解消されている。初心者でも扱いやすく使い勝手は良いが、弾丸を装填する時間が長いのが欠点。装弾数12。

H&K MP5
正志がサイレントヒルの並行世界で試練を受ける際、結晶の巫女から託されたサブマシンガン。照準機能を備えるうえ、装弾数も30発と非常に多いため扱いやすい。しかし、ショットガンに比べると1発の攻撃力は劣るうえ、連射して使用する場合がほとんどのため弾丸の消費量も非常に多いという欠点を抱えている。ベン・ベルトリッチを救出してからは、武器を持っていなかった彼に渡している。装弾数30。

マインスロアー
エドワード・ジョンソンが正志に託したもの。アンブレラ社の兵器開発部門が開発した特殊な武器。弾を発射すると敵や障害物に突き刺さり、その数秒後に爆発する。着弾と爆発で2回ダメージを与えられるので、攻撃力が非常に高く、爆発による敵の足止めも可能。
その反面、爆発時に近くにいると巻き込まれて自分もダメージを受ける可能性があるため、扱い方には注意が必要になり、実際に正志がT+Gバーキンに近距離で使用したため爆風に巻き込まれてしまっている。貫通能力を持つ特殊な誘導弾を使用する。装弾数10。

雷斬刀
伝説の赤き鬼武者が幻魔との戦いに使用した武器の1つ。雷の力を宿した刀。4連撃。
雷を纏った刃で敵を5回斬り込んで最後に巨大な雷を落とす戦術殻・雷を使用可能。攻撃力、攻撃速度、リーチなどが標準的でバランスのとれた武器。

炎龍剣
伝説の赤き鬼武者が幻魔との戦いに使用した武器の1つ。炎の力を宿した大剣。3連撃。
巨大な横向きの火柱を敵に放出する戦術殻・炎を使用可能。攻撃速度と手数は低いが、攻撃力とリーチに優れている。

疾風刀
伝説の赤き鬼武者が幻魔との戦いに使用した武器の1つ。風の力を宿した薙刀。5連撃。
巨大な竜巻を起こす戦術殻・風を使用可能。攻撃力は低いが、攻撃速度と手数に優れている。

鬼武者真剣
正志が真鬼武者に変身した時にのみ使用可能となる大型の単刃の剣。4連撃。
『鬼武者』の世界では、真の鬼武者に覚醒した者しか手にすることができないと伝えられている。




装備
防弾防刃ジャケット
神田光平が作った手製のジャケット。弾丸や刃物の攻撃から装着者を守る効果を持つ。弾丸・刃物だけではなく、多少の攻撃なら簡単に跳ね返してしまうほど頑丈に作られている。特殊な素材で作られているため、軽量で動きやすい。外見は普通の衣服とほとんど変わらないため、目立つこともない。

⇒To Be Continued...

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