クロード「あれっ！
　　　　　君はラクールで会った…。
少女「ああっ、もうダメだわ。
　　　せっかくここまで逃げてきたのに、
　　　こんな所で、悪の手先に
　　　見つかってしまうなんて…。
クロード「その性格、
　　　　　治ってないのかよ…。
少女「私の人生は、もう終わりよ。
　　　ここで私の可憐な命は
　　　消え去ってしまうのね。
�@関わり合いにならない方がいいな
�Aどうも放っとけないな

→�@
少女「ううっ、
　　　なんて神は無慈悲なのかしら。
　　　この私の運命はここで
　　　闇に包まれるのね。
クロード「勝手にしてくれ、
　　　　　僕はもう帰るよ。
変化無し

→�A
クロード「何で君が、
　　　　　こんな所にいるんだい？
少女「私だって、好きでこんな所で
　　　隠れているわけじゃないわよ！
　　　変な男達に捕まって、
　　　大変だったんだから。
クロード「？
　　　　　変な男達？
ザンドの手下Ｃ「いたぞ、あそこだ！
少女「！
ザンドの手下Ａ「あ〜ん！？
　　　　　　　　何だ、テメエは！
クロード「君たちこそ何者なんだ？
　　　　　詳しい理由は知らないけれど、
　　　　　嫌がる娘を
　　　　　無理やり連れていくなんて、
　　　　　男のする事じゃないだろう？
ザンドの手下Ａ「何だと、この野郎！
　　　　　　　　やっちまうぞ！！
レッサーアサシン３体と戦闘

→勝利
ザンドの手下Ｂ「こっ…こいつ強ぇっ。
クロード「これに懲りたら、
　　　　　二度とこんな真似は
　　　　　するんじゃないぞ。
ザンドの手下Ｃ「畜生っ、覚えてやがれ！
クロード「でも、いったい何があったんだい？
　　　　　今度ばかりは、本当に
　　　　　襲われてたみたいだったけど。
少女「何よ、貴方には関係ないでしょう！
　　　言っておくけど、こんなチンピラを
　　　退治して見せたからって、
　　　私は騙されないわよ。
　　　私を油断させておいて、
　　　どうするつもり！？
クロード「…
少女「どうせ、

グル

　　　あいつ等とも
仲間
だったんでしょ。

　　　だいいち、
　　　登場のタイミングが良すぎるわよ。
クロード「あのさあ、
　　　　　君はもう帰った方がいいよ。
　　　　　もう充分に、
　　　　　外の世界を見てきただろう。
　　　　　これ以上旅を続けても、
　　　　　いいことはないと思うよ。
少女「そ、そんな事、
　　　あなたに言われなくても
　　　気付いていたわよ。
　　　あいつ等に邪魔をされなければ、
　　　そうするつもりだったんだからね。
　　　私はもう、リンガに帰るんだから…。
リンガのＰＡの発生条件

→敗北
クロード「くっ…。
ザンドの手下Ｃ「さっさと来るんだよ！
少女「い、いやっ！
クロード「ち…ちくしょう…。
クロード「くそっ！！
変化無し

クロード「い、今のはボーマンさんだよな。
　　　　　でも、一緒にいた若い女の人は
　　　　　誰なんだ？
若い女性「あの…先生。
　　　　　娘は治りますでしょうか？
ボーマン「…
　　　　　奥さん。
　　　　　ちょっと、よろしいですか？
　　　　　ハッキリ言って、危険な状態です。
　　　　　今はまだ小康状態を保っていますが、
　　　　　決して治癒に向かっているわけでは
　　　　　ありません。
　　　　　むしろ、悪化しつつあります。
若い女性「そんな…
　　　　　治す方法はないんですか？
　　　　　お金が必要でしたら、
　　　　　何年かかってでも、
　　　　　必ずお支払いしますから。
ボーマン「残念ですが、
　　　　　今の私の力では…。
若い女性「ああっ…エラノール。
クロード「…
ボーマン「よう、クロード。
　　　　　来てたのか…。
クロード「いったい何があったんですか、
　　　　　ボーマンさん？
ボーマン「初めは酒場にでも
　　　　　行くつもりだったんだが、
　　　　　途中で美しいご婦人にお会いしてね。
　　　　　なんでも、子供が病気で
　　　　　苦しんでいるっていうんだよ。
　　　　　それで、少しでも力になれたらと
　　　　　思って診察に来たんだ。
クロード「へえ…そうだったんですか。
ボーマン「しかし、お手上げだ…
　　　　　俺には原因すらもわからん。
クロード「…

→（ボーマンに話しかける）
ボーマン「そうだなあ、
　　　　　リンガにでも行けば
　　　　　何か分かるかもしれないが…。
リンガのＰＡ発生条件

アシュトン「ハンカチを拾ったんだけど…
　　　　　　ここの家のかな…。
アシュトン「これは、君のハンカチかい？
エラノール「あ、私のハンカチ、
　　　　　　なくしちゃったと思ってたの。
　　　　　　ありがとう、変なお兄ちゃん。
　　　　　　あたしは、エラノールっていうの。
アシュトン「はは…僕の名前は、
　　　　　　アシュトン。
　　　　　　もう、なくしちゃダメだよ。
エラノール「は〜い。
アシュトン「それじゃあね。
エラノール「ねえ、
　　　　　　アシュトンのお兄ちゃん。
　　　　　　お兄ちゃんは旅人さんなんだよね。
アシュトン「うん、そうだよ。
エラノール「旅っておもしろいの？
アシュトン「う〜ん、どうかな？
　　　　　　悲しいことも多いけど、
　　　　　　そればっかりじゃないよ。
　　　　　　僕がこんな身体になっちゃったのも、
　　　　　　旅をしていたからだしね。
エラノール「ふ〜ん。
アシュトン「なんで、
　　　　　　そんなことを聞くんだい？
エラノール「あたしね、生まれつき体が弱いの。
　　　　　　お家の窓から見渡せるものしか
　　　　　　見たことがないんだ。
　　　　　　だからね。見る事が出来ないなら、
　　　　　　せめて、たくさんのお話を
　　　　　　聞いてみたいなって。
アシュトン「そ、そうなんだ…。
エラノール「だからお願いがあるの。
　　　　　　ねえ、お外のお話を
　　　　　　聞かせてくれない？
アシュトン「いいとも。
　　　　　　僕の知ってることでよかったら、
　　　　　　好きなだけ聞かせてあげるよ。
エラノール「ホント！
　　　　　　ありがとう、お兄ちゃん。
アシュトン「あ、レナ。
　　　　　　ちょうどよかった。
　　　　　　今、レナのことを探しに
　　　　　　行こうかと思っていたんだよ。
レナ「ごめんなさい。
　　　悪いとは思ったんだけど、
　　　話は全部聞かせてもらったわ。
アシュトン「ねえ、レナ。
　　　　　　君の力でエラノールの病気を
　　　　　　治してあげられないかな？
　　　　　　一生ずっとベッドの中から
　　　　　　出られないなんて、
　　　　　　なんか悲しすぎるよ。
レナ「分かったわ。やってみる。
エラノール「え、なに？
アシュトン「大丈夫。
　　　　　　心配しないで…。
レナ「ダメみたい…私の力じゃ、
　　　彼女を治すことは出来ないわ。
アシュトン「そうか…。
レナ「ごめんなさい。
アシュトン「いや、
　　　　　　レナのせいじゃないよ。
　　　　　　ゴメンよ。僕たちの力じゃ
　　　　　　君の病気を癒してあげることは
　　　　　　出来ないんだ。
エラノール「ううん。いいの、気にしないで。
　　　　　　あたし、もう、
　　　　　　あきらめちゃってるから。
　　　　　　だって今までにも
　　　　　　たくさんのお医者様に
　　　　　　見てもらったんだもん。
　　　　　　そんな事より
　　　　　　お兄ちゃん達とお話しできて、
　　　　　　あたしホントに嬉しかった。
下のＰＡの発生条件

アシュトン「あ、レナ！
　　　　　　エラノールが、エラノールが…
レナ「落ち着いて、アシュトン！
　　　エラノールが
　　　いったいどうしたの？
アシュトン「エラノールが
　　　　　　急に苦しそうに…
レナ「分かったわ、無駄かも知れないけど、
　　　私は出来る限りのことはしてみるから、
　　　アシュトンは
　　　急いでお医者さんを呼んできて。
アシュトン「う、うん！
　　　　・
　　　　・
　　　　・
医者「もはや手は尽くしきりました。
　　　もう、長くは持たないでしょう。
母親「ううっ
　　　なんでウチの子が
　　　こんな目に…
アシュトン「そんな！
　　　　　　なんとかならないんですか？
医者「残念ですが…
　　　お嬢さんが助かる可能性は
　　　もはや、ほとんどありません。
レナ「ほとんど？
医者「はい。
アシュトン「ちょっと待ってくれ！
　　　　　　ほとんどって事は
　　　　　　可能性がない訳じゃないんだな。
医者「あ…いえ。
　　　ですが、そんな事は、
　　　１００％あり得ないことなので…。
アシュトン「いいから言ってみろ！
　　　　　　どうすれば、エラノールの命を
　　　　　　救うことが出来るんだよ！
医者「このエクスペルの伝承の中に
　　　いかなる病にも効くといわれる
　　　メトークスと呼ばれる薬草があります。
　　　その薬草ならば、もしかしたら…
レナ「じゃあ、そのメトークスとかいう
　　　薬草があれば、
　　　エラノールは助かるのね？
医者「分かりません。
　　　なにぶんメトークスの名は、
　　　伝承の中にしか出てこないもので
　　　実在するかどうかさえ…。
アシュトン「もし、そのメトークスを手に
　　　　　　入れることが出来なければ、
　　　　　　エラノールは…。
医者「ええ、おそらくは
　　　時間の問題でしょう。
エラノール「うっ、うう…。
アシュトン「気が付いたのかい？
エラノール「アシュトンのお兄ちゃん？
　　　　　　…どこ？ねえ、どこにいるの？
　　　　　　なんで真っ暗なの？
　　　　　　もう夜になっちゃったの？
アシュトン「大丈夫だよ。
　　　　　　ほら…ぼくはここにいるよ。
エラノール「あれっ！？お兄ちゃんの声変よ。
　　　　　　なんか泣いてるみたい。
アシュトン「な、何でもないよ。
エラノール「そっか、
　　　　　　あたしの気のせいかな？
　　　　　　ねえ、
　　　　　　アシュトンのお兄ちゃん。
　　　　　　またいつか
　　　　　　あたしに会いに来てくれる？
アシュトン「もちろんだよ。
　　　　　　なんで、そんな事を聞くんだい？
エラノール「よかった…あたしね。
　　　　　　すっごい恐い夢を見たの、
　　　　　　お兄ちゃんもお母さんも、
　　　　　　みんないなくなっちゃう夢なの。
　　　　　　暗闇の中に、
　　　　　　あたし一人しかいないの…。
アシュトン「大丈夫だよ。
　　　　　　そんな事はない。
　　　　　　そんな事はないさ…。
エラノール「そうだよね…安心したら、
　　　　　　なんだか急に眠くなっちゃった。
　　　　　　ねえ、ちょっとだけお休みしてもいい？
アシュトン「ああ、ゆっくり眠りな。
エラノール「お休みなさい、お兄ちゃん…。
アシュトン「メトークスが
　　　　　　何処に生えているのかは
　　　　　　分かるんですか？
医者「確かなことは…
　　　ただ・・伝承では、
　　　不死鳥の息吹を受けたる
　　　山の頂に生えるとだけ…。
アシュトン「不死鳥の息吹を受けたる
　　　　　　山の頂…か。
　　　　　　もしかして…魔鳥のいた
　　　　　　山のことじゃないか？
レナ「行きましょ
　　　…アシュトン。
アシュトン「レナ？
レナ「このまま、悩んでいても
　　　しょうがないわよ。
　　　だったら、一か八か
　　　そのメトークスとかいう薬草を
　　　探しに行ってみましょうよ。
アシュトン「そうか…そうだよね。
　　　　　　よし！
　　　　　　いこう、レナ！
下のＰＡの発生条件

→（１）
アシュトン「さあ、レナ！
　　　　　　行こう。
レナ「ええ。
アシュトン「エラノール！
母親「アシュトンさん。
医者「メトークスは手に入りましたか？
レナ「ええ、ここに。
医者「なんと！
　　　本当に手に入れてこられるとは…。
アシュトン「早く、エラノールに…
医者「はい、分かりました。
　　　　・
　　　　・
　　　　・
レナ「アシュトン、
　　　少しは落ち着いたら？
アシュトン「落ち着いてなんか
　　　　　　いられないよ。
レナ「私たちに出来ることは
　　　全部やったじゃない。
　　　後はお医者さんに
　　　まかせましょう。
アシュトン「…
レナ「どうでした？
医者「奇跡です。
　　　もう心配ないでしょう。
アシュトン「本当ですか？
レナ「アシュトンったら、
　　　なに泣いているのよ。
アシュトン「目にゴミが入っただけだよ。
　　　　　　ちょっと、
　　　　　　二階に行ってくる。
医者「私ももう少し、
　　　　ついていてあげようと思います。
レナ「ふう、よかったわ。
友情度　レナ→アシュトン＋４　アシュトン→レナ＋４
アシュトンとエラノールの感情度２０固定

オペラ「ハンカチを拾ったんだけど…。
　　　　ここの家のかしら…。
オペラ「これは、あなたのハンカチ？
エラノール「あ、私のハンカチ、
　　　　　　なくしちゃったと思ってたの。
　　　　　　ありがとう、お姉ちゃん。
　　　　　　あたしは、エラノールっていうの。
オペラ「私の名前は、オペラよ
　　　　もうなくしちゃダメよ。
エラノール「は〜い。
オペラ「それじゃあね。
エラノール「ねえ、
　　　　　　オペラのお姉ちゃん。
　　　　　　お姉ちゃんは旅人さんなんだよね。
オペラ「ええ、そうよ。
エラノール「旅っておもしろいの？
オペラ「そうね、楽しいことも多いけど
　　　　イヤな事も多いわね。
　　　　元々私は、好きで旅を始めた
　　　　訳じゃないし…。
エラノール「ふ〜ん。
オペラ「なんで
　　　　そんなことを聞くの？
エラノール「あたしね、生まれつき体が弱いの。
　　　　　　お家の窓から見渡せるものしか
　　　　　　見たことがないんだ。
　　　　　　だからね。見ることが出来ないのなら、
　　　　　　せめて、たくさんのお話を
　　　　　　聞いてみたいなって、
オペラ「そうなの…。
エラノール「だからお願いがあるの。
　　　　　　ねえ、お外のお話を
　　　　　　聞かせてくれない？
オペラ「分かったわ。
　　　　私の知ってることでいいんだったら
　　　　好きなだけ聞かせてあげる。
エラノール「ホント！
　　　　　　ありがとう。お姉ちゃん。
　　　　　　ねえ、お姉ちゃんは
　　　　　　虹を見たことがあるの？
オペラ「ええ、あるわよ。
エラノール「ホント！？
　　　　　　すっごくキレイなんでしょ？
　　　　　　いいな〜。
　　　　　　一度でいいから私も見てみたいな〜。
オペラ「あ、レナ。
　　　　ちょうどよかったわ、
　　　　今、レナのことを探しに
　　　　行こうかと思っていたところなの。
レナ「ごめんなさい。
　　　悪いとは思ったんだけど、
　　　話は全部聞かせてもらったわ。
オペラ「ねえ、レナ。
　　　　あなたの力で、エラノールの病気を
　　　　治してあげられないかしら？
　　　　一生ずっとベッドの中から
　　　　出られないなんて
　　　　さすがにかわいそうよ。
レナ「分かったわ。やってみる。
エラノール「え、なに？
オペラ「大丈夫よ。
　　　　心配しないで…。
レナ「…
　　　ダメみたい…私の力じゃ、
　　　彼を宇治すことは出来ないわ。
オペラ「そう…
レナ「ごめんなさい。
オペラ「レナの
　　　　せいじゃないわよ。
　　　　ゴメンなさいね。私たちの力じゃ、
　　　　あなたの病気を癒してあげることは
　　　　出来ないんみたいなの。
エラノール「ううん。いいの、気にしないで。
　　　　　　あたし、もう、
　　　　　　あきらめちゃってるから。
　　　　　　だって今までにも、
　　　　　　たくさんのお医者様に
　　　　　　見てもらったんだもん。
　　　　　　そんな事より、
　　　　　　お姉ちゃん達とお話しできて
　　　　　　あたしホントに嬉しかった。

→（１）
オペラ「そうだ、
　　　　いいこと思いついたわ。
レナ「どうしたんですか？
　　　オペラさん？
オペラ「ふふふ…窓から外を
　　　　見ていてごらんなさい。
エラノール「どうしたのかな？
レナ「さあ、いいことを思いついたって
　　　言ってたけど…。
オペラ「いい、エラノール。
　　　　今から、あなたに虹を見せてあげるわ。
エラノール「えっ？
オペラ「よ〜く見てなさいよ。
　　　　いけっ、セブンスレイっ！
エラノール「うわ〜、キレイ〜っ。
　　　　　　これが虹なの？
オペラ「こんな感じで、どうかしら？
エラノール「きらきら光って、すっごく綺麗。
　　　　　　お母さんに聞いたとおりだ…。
　　　　　　ありがとう、お姉ちゃん。
オペラ「よかった。
　　　　うまくいったみたいね。
友情度　レナ→オペラ＋２　オペラ→レナ＋１