2人のキョリ 「私の名は狩魔 冥・・・・天才検事よ。私がアメリカの検事局を捨ててこの国へ来た理由は、ただ1つ・・・・復讐よ」 レイジに対する未練でも、レイジを負かした成歩堂龍一に対する恨みでもない。 私がここへ来たのは、ただ復讐したかったから。私を置いて勝ち逃げしたレイジを追い抜くためのね。 法廷でそう宣言した私は、改めて目の前の標的を見据える。私たちに比べて地味な青スーツに、冴えない髪型。 レイジとはまったく対照的な、その女々しい男を見ていると溜め息をつきたくなる。 どうして、レイジがこんな男に負けてしまったのだろうか。いくら本当に被告が無罪だったからといっても、 レイジだったらどんな手を使っても勝ってくるはずだ。 なら、どうして負けてしまったの・・・・・レイジ。 ―――私は・・・連勝の称号を背負うカンペキなあなたのことが好きだったのに ―――まさか、3年前のあの約束を忘れたワケじゃないでしょ? 「それじゃ、メイ。行ってくるからな」 3年前、研修の成果を日本で実証するために、レイジはこの狩魔の元を離れた日のことだ。 「一人で大丈夫なの?」 私は検事としてこの地に残らなくちゃいけなかった。でも、やっぱり私はレイジと離れることが辛かった。 「向こうに着けば師匠もいる。それよりも、メイが一人でやっていけるかの方が気にかかる」 「私だってカンペキを目指す狩魔の娘よ。一人で暮らすぐらいわけないわ」 強がって見せてるけど、やっぱり寂しい。 レイジ一人がいなくなるだけで、こんなに寂しいとは思わなかった。 「・・・・・・・・・そうか」 何よ。その素っ気ない返事。もう少し心配するとか、言葉をかけてあげるとかできないのかしら。 「タチの悪いカゼには気をつけることだ」 そういってレイジは背中を向ける。 カゼ? 何よそれ。タチの悪い“男”の間違いじゃないの? デリカシーに欠けるというか、女心を弄んでるのか、単にレイジが鈍いだけなのか。いずれにしてもバカなのよ、レイジは。 「これからは互いに違う道を歩むことになるだろう。ここでお別れだな、狩魔冥」 一端のキザな台詞でも言ったつもりかしら。わざわざ言葉を飾らなくても、あなたの言葉は全て私を癒してくれるというのに・・・。 「いい?狩魔のために勝ってくるのよ。負けて帰ってきたら、タダじゃすまさないわよ!」 ムチを地面に叩きつけながら、荒っぽく叫んで見送った。 照れ隠しもあった。でも、やっぱりレイジが優しくしてくれなかったことに、少し苛立っていたのだ。 でも、どんなに冷たく振る舞われても、やっぱり私はこういうレイジの全てが好きだった。 立ち止まることも振り向くこともしないまま、レイジはただ手を振り上げただけの返事をする。 結局私は、振り向くにも値しない女ってことなの?そう考えると妙に寂しく、妙に切なかった・・・。 後から聞いた話だけど、その出発の日からすぐ行われたレイジの日本での初法廷は、勝利も敗北もないものだったらしい。 でも、その裁判を皮切りに、レイジは次々と勝利を重ねていった。レイジは言葉には表してくれないけど、 自分の結果を電話で報告してくれることだけが、私のアメリカでの唯一の楽しみだった。 その電話も、1年前にパッタリと途絶えてしまった。携帯にかけても出ようとはしない。 レイジの携帯は相手先がディスプレイに表示されるタイプだから、私だとわかっていながらわざと出ていない。 何十通と送ったメールだって、一度も返ってきたためしがない。 そして、あなたはそのまま消えていった。私との間にわだかまりを残したまま、私だけを苦しめて逃げてしまったのよ。 いや、最初から私とレイジの間には、大きな壁が立ちはだかっていたのかもしれない。 私とレイジは6歳も年が離れている。レイジにとって私は、自分の師匠の娘でしかなかったのかも知れない。 初めて会ったときから、現在まで続いて・・・。 でも、ならどうして私を無視するの?連絡をよこさないのはまだ許せる。 でも、こっちから送ってきた連絡ぐらいは受け取りなさいよ。 ―――結局あなたの中には、私の姿が見えてないってワケね。 卑怯な手段よね。 哀しみは私ばかりに押しつけて、あなたは苦しむこともなく消えてしまった。 私がそれによって、さらに哀しむことも知らないで。 知らないことほど罪なものはない。“自分は鈍いから”なんて言い訳で済まされるほど、私の傷は浅くないのよ。 待たされることがどれだけ辛いか、あなたの目に止められなかったことがどれだけ残酷か、 あなたには皆目見当も付かないでしょうね。 所詮あなたは、カンペキに全てを魅了されてしまい、恋を知ることも出来なかった哀れな男なんだから。 出来ることなら、私がその手ほどきをしたかった。別に私が恋に詳しいとか、全然そういうのじゃないけれど、 ただ私は少しでも長くレイジの傍にいたかった。 恋は経験とか積めば上手くなるなんて思っていない。愛する人と一緒に、そのことについて考えていくのが恋愛なのよ。 少なくとも、私はそう思っている。 ―――だから、早く戻ってきなさいよ。私はずっと待っているから。 倉院の里の事件から半年が経った。あの事件がきっかけで、私のことが新聞にも載るようになった。 私が狩魔豪の娘だとか、敗北したとか書かれてあるのは、ハッキリ言ってどうでも良かった。 ただ私は自分の名をこの日本に広め、レイジに伝わればそれで良いのだ。 「あなたのためなら、私は何処へだってついて行く」ってことをね。 でも、やっぱりレイジに自分の敗北という無様な姿を見られたくないというのは、勝手な我が儘なのかな・・・。 いいえ、幻滅されても良い。罵ってくれても良い。 ―――レイジと面と向かって話さえ出来れば、私はもうどうなっても良いんだから・・・。 「・・・・なんだって?じゃ、じゃあ・・・・いったい?」 切ない状況を一瞬にして打ち砕く、間の抜けたバカげた発言。そんな無神経な人物は私の中では一人しかいない。 「あなたにはわかってるはずよ、・・・・成歩堂龍一。私はもう一度、あの男に会わなければならないの」 「あ、“あの男”・・・・?」 「そう。モチロン・・・・御剣怜侍に!」 私は会わなければいけないの。会って何をするでもない。ただ話がしたかった。 私がずっと溜めてきた思いをぶちまけたかった。「どうして、私を避けたりするの!?あなたは私をどう思っているの?」って。 「・・・・あなたが殺したのよ。そうでしょう?・・・・成歩堂 龍一」 『検事・御剣怜侍は死を選ぶ』、この手紙が自宅にFAXで送られたときは、目の前が真っ白になった。 レイジが消えたことよりも、まるで自分が裏切られたような感触を味わったことの方が悲しかった。 彼に何も相談されなかった私は、所詮は星の数ほどいるただの女性の一人に過ぎなかったと感じた時は、 残酷なほどの重量に押し潰されたようだった。でも、哀しみと同時に湧いた、狩魔への尻ぬぐいには 当然の罰と思った自分を見たとき、自分のレイジへの愛情さえ疑った。 だけど、今になってわかった。死を悲しむことも笑うことも、 結局は本当の気持ちを隠すための偽りの情でしかなかったということを。 「私は信じない。彼は生きている。この世界のどこかで・・・・かならず」 サーカスの宿舎を貫いて走り抜ける北風の寒さ。レイジもきっと、どこかで同じ寒さを感じているはずなのよ。 「“検事・御剣怜侍は死んだ”?・・・・そりゃあそうよ!だって、成歩堂 龍一!アナタごときに敗れたのだから! ・・・・狩魔のカオにぬぐいきれないドロをぬってくれたのだから!」 レイジが“死んだ”日からずっと考えた。誰がレイジを消したのか、と。 レイジは成歩堂龍一に敗北した。こんなふぬけた弁護士なんかに。それが無性に腹が立った。成歩堂龍一にもレイジにもね。 「私はもう1度彼に会って・・・・ケジメをつけてやるわ!・・・・私の手で、ね・・・・」 一発叩いて言ってやるの。「せめて、みんなの前では格好いいレイジでいて。 そして、あなたの心の弱い部分は、私だけに見せてちょうだい」って。 格好良く装うことで、他の女が寄ってきても一向に構わない。 みんなの目の前で私が彼を独り占めすることで、私はもっと明るくなる気がしたから。 でも、結局はそんな言葉など、妄想に過ぎないこともわかっている。ケジメをつけなきゃいけないのは私なのかもしれない。 私の募りきったこの想いを、全て彼に告白するために。 ―――たとえ、どんな結果が待っていようとも――― 私のやるべき事は全て終えた。レイジにも会うことができた。でも、それは最悪の結果だった。 レイジは狩魔にドロをぬった成歩堂龍一に味方をし、敵を信頼するなんて言うバカバカしい理論まで語り始めた。 あんなの・・・私の知ってるレイジじゃないわ! 私が愛した御剣怜侍は、もう死んだのよ―――。 そう思った私はさっさと荷物をスーツケ−スに詰め込んで、帰り支度を始めた。 少しでも早くこの場を去りたくて、事件が終わってすぐに飛行機を予約し、誰にも挨拶もしないまま帰国するはずだった――― 「・・・・どこへ行く? メイ・・・・」 思わぬ声に私は完全に硬直した。後ろをふり返ると、目の前にはレイジの姿があった。 「ど、どうしてここが・・・・」 「・・・・コイツだ」 見覚えのある発信器。それが私の物だと気付くのに時間はかからなかった。 「キミは、あの男に発信器を取り付けていたそうだな。・・・・おそらく、彼のコートに」 「フッ・・・・さすがね」 非の打ち所のないくらいのその推理に、思わず本音が出てしまった。そう、私が愛したのはこのレイジ。 カンペキな勝利を掲げる狩魔の英雄のような存在なのよ。 「これから、どうするつもりだ?」 どうするつもり?決まってるじゃない。二度とあなたに会わないように、私の方から遠のいてやるのよ。 「あなたには関係ないわ」 どうせ引き止めるつもりでしょうけど、今のあなたに引き止めて欲しいと思うほど、私の心は広くないのよ。 「・・・・逃げるのか?」 「うるさいッ!」 あなたは変わってしまった。あなたは純粋な狩魔の人間じゃなくなってしまった。カンペキを求めない今のあなたは、 その気持ちがたとえ1%だけだったとしても不純物に変わりはないのよ。 「あなたなんかにわかるはずがないわね・・・・。“狩魔豪の娘”という立場がいったい、どんなものなのか!」 「・・・・メイ・・・・」 カンペキをもって良しとする私に流れる狩魔の血は、あなたを欲しようとはしないのよ。 全てはあなたの責任なのよ、それがわかってるの・・・・・レイジ? 「まわりから期待され、応えつづけなければならない!勝訴してアタリマエ!負けなんて考えられない」 でも、今はこんな自分が無性に嫌になってくる。私に流れる狩魔の血が、うっとうしく感じてしまう。 「父はたしかに、天才だったわ!でも・・・・私はそうじゃない。そんなことは知っていた」 だから無性に辛かった。レイジと対等に渡り合えない無力で非力な自分が。 私の恋が薄らいでいったのも、全てがレイジに及ばなかったからだ。常にレイジの後ろを歩く私が、 レイジと同じ立場で恋愛をすることなんて出来ないと思ったからだ。だから――― 「私は、天才でなければならなかったのよ・・・・」 私の偽りのカンペキを見せるのは、大衆でもパパでもなかった。レイジに私の無様な姿を見せたくなかったからなのよ。 「たしかに・・・・キミは天才ではないかもしれない」 それは嫌味のつもりなの?あなたはそう、いつでも私を子供扱いする。 昔の私はそれが悔しくて、それを糧(かて)にあなたに近づこうと努力した。 でも、今じゃその言葉は私の心を切り刻む凶器でしかない。 「しかし・・・・キミは、検事だ。これまでも・・・・これからも」 「私には・・・・もう、ムリよ。だって、もうムチも捨ててしまったわ」 全てを捨てれる気がしたから、私はムチを置いてきた。 検事としての自分、レイジに一瞬でも恋心を抱いた女としての自分、 いっそのこと狩魔の血が流れる自分まで捨てられたら、どれだけ良かったことか。 「そういえば・・・・成歩堂からコイツを預かっている」 レイジはそっと私にある物を手渡してくれた。見覚えのある、懐かしさも感じる私のムチ・・・。 発信器と言い、このムチと言い、私の考えを全て見透かしていることに、驚かされ、呆れ、笑ってしまう。 そして、目にはうっすら涙の膜が張っていた。 「もう1度言う。我々は検事としての名誉のために戦うのではない。そのムチが何を打つべきか・・・・よく考えてみるんだな」 ムジュンしてるわ。あなたは1年前までは、検事としての名誉のために戦っていた。 どんな手段を使っても、カンペキを手中に収めてきたはずよ。 いったい、あなたの失踪中に何があったって言うの? 「あなたはいつもそうだった・・・・。いつも私を置いて、先へ歩いていってしまう。・・・・御剣怜侍、あなたが憎かったわ」 レイジは黙ってている。当然よね。私を置いていったことは、紛れもない事実なんだから。 「でも、ついにあなたに復讐するチャンスが巡ってきた。あの男に勝てば・・・・成歩堂 龍一を打ち負かせば、 私を置いていったあなたを越えることが出来る!それが、私の“復讐”だったの・・・・」 私一人を取り残したまま、自分一人だけ過去を清算したみたいな顔しちゃって。 こんな復讐でもしなかったら、いったい私は、このわだかまりを何処にぶつければいいって言うの? 「・・・・そうだったのか」 「私にはムリよ。今までの自分を・・・・捨ててしまうなんて」 ムチを捨てたことで、全てを捨てれる気がした。でも、結局は出来なかった。私は、私でしかないのだから。 「・・・・キミは今日、私に追いついたのだ。我々は今、ここに並んで立っている」 並んで立っている?冗談言わないで。あの時の御剣怜侍は死んだのよ。 並んで立つどころか、この世にもう存在していない人物なのよ。 「しかし、私は立ち止まるつもりはない。キミが歩くのを止めると言うのならば・・・・ここでお別れだな、狩魔冥」 『ここでお別れだな、狩魔冥』 その言葉が、頭の中で何度もリピートされていく。 3年前のデジャヴ。私がレイジを見送ったときに言われた、“生前の”レイジの最後の言葉。 3年前とまったく口調の変わらないその言葉。 周りの音は全てを包み込まれたかのように消え、目の前の景色は全てが色のない白の景色で統一され、 レイジだけが私の中で輝いていた。 3年前、いやもっと前から私が憧れ、恋い焦がれ、そして愛してきたあの時のレイジとピッタリ重なり合う。 ―――レイジが・・・・還ってきた その瞬間、私は思わず泣いていた。無様な姿を見られまいと必死で涙をこらえた。 「わ、私は・・・・狩魔冥よ。いつまでも、私の前を歩いていられると思わないで。 勝負は・・・・これから。覚悟しておきなさい!」 だけど、その涙が止まることはなかった・・・・。 「その・・・・・・・すまなかった」 枯れるまで泣き続け、枯れてもまだ泣き続け、まるでこのまま溶けてしまうんじゃないかって言うぐらい泣いた後、 レイジは口ごもったように謝った。 「どうして・・・今まで私を避けてたの?」 ずっと私が心の中に溜めてきたこの一言。やっと言えたときの喜びは、何らかの解放感を得て爽快だった。 「・・・・・・・すまなかった」 だけど、その気持ちもすぐに揺らいでいく。再び謝るレイジの顔が、悲痛の表情で歪んでいたからだ。 「狩魔を捨ててしまって、キミに合わせる顔がなかったから」 「・・・逃げる気なの? あの約束も捨ててしまう気なの?」 『狩魔のために勝ってくる』、あなたはそう約束した。なのに、あなたは負けた。狩魔も捨てた。 あなたの言うように、今のあなたを私は受け入れることが出来ない。 だって、私が愛していたのはカンペキを求める狩魔のあなただったハズなんだから。 「いっそのことあの約束も捨ててしまいたかったさ。だが、なかなか出来なかった。 そのせいで、狩魔を綺麗に捨てるの時間がかかってしまった」 「本当にバカよ・・・。そこまでしてあなたは、一体何が欲しいというの!?」 悔しかった。自分の約束も破ってまで、レイジはある物を求めていたことに。 結局は私だけが勝手に思って、勝手に玉砕して、勝手に怒って・・・。全ては惨めな一人芝居だったのよ。 レイジは私の事なんて、少しも想ってはくれなかった・・・ 「・・・・・・・狩魔を捨てることで、メイを一人の女としてみることが出来る。そう思ったんだ」 「・・・・・・え?」 思わぬ言葉に、私の声は自然と裏返ってしまった。 「私が狩魔の中にいる間、メイは師匠の娘でしかなかった。それ以上の立場で見ることが出来なかった。 師匠という壁が立ち塞がり、私の前のメイが遠く感じてしまっていた。だから・・・」 完全に頬の赤く染まったレイジの口からは、それ以上は言葉にならなかった。 自分の約束を破ってまでして、レイジが手に入れたかった物。なんて事はない。私自身だった・・・。 そして、彼は私を遠くに感じていた。私の方が彼を遠い人に感じていたのに。 結局、近くに居すぎたせいで、逆に相手を見失っていたみたいね。 バカだったのは、私たち2人ともだった。 「酷いわね。パパを“壁”扱いするなんて」 「フッ、本当に壁だったのはむしろ、行き違いから生まれた互いの卑下だったのだろう」 そう、私たちは自分に自信を持つことが出来なかった。だからこそ、相手を高く見てしまい、 どうしても自分の想いを伝えることが出来なかった。 『どうせ自分なんか、目にも留めてくれないだろう』と。 「・・・・・・・・・行くのか?」 「・・・・・・・・・ええ」 最後に交わしたのはたったそれだけ。でも、互いのこことは澄み渡っていた。妙なわだかまりも解けた気がした。 夜の闇を切り裂く天空のフライトは、まるで昇天した私を表すかのようだった。 あなたが消えたと思ってしまって、私はその場で止まってしまった。 だけど、あなたは再び現れて――。消えたときよりも前に立っていて――。 だから、今からでも私は歩き出す。必死で歩いて、本当にあなたと並んで歩く。 その時には今度こそ、私の本当の想いを打ち明けるのよ。 今度帰ってくるときには、きっとあなたに相応しい女になっているはずよ。 ―――だって、狩魔はカンペキを持って良しとするんだから
あとがき
リクエスト(?)から生まれた、初めて自分の手がける本格恋愛小説が完成しました。 といっても、内容的にはまったくと言っていいほどぎこちなくて読みづらいものですが。 ほとんどゲームの台詞を引用してるはずなのに、まったく進まなかった自分を見ていて、 やっぱりこういうジャンルは自分には向いていないなぁとつくづく思ってしまいます。 本当にお目汚しな作品で、失礼しました。
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