新たな登場人物
作者: 邪神   2012年09月16日(日) 01時40分30秒公開   ID:o.caVtWgXPw
【PAGE 1/2】 [1] [2]


エイダの本名についてのオリジナル設定があります。嫌な方はご注意ください。



ワンピースの女/結晶の巫女
正志の前に度々姿を現わす、白いワンピースを着た正体不明の謎の美女。
『バイオハザード』を含む七つのホラーゲームの並行世界に崩壊が迫っていることを察知し、崩壊を防ぐため条件に当てはまった人間に不思議に夢を見せ、西山正志を含む7人の人間をそれぞれの世界に放り込ませた。正志が序盤で見た夢は、彼女が自身の“力”を使って彼に見せたもの。
幼少期の正志の想い出を知っていたり、基本的に正志を下の名前で呼ぶが度々彼を「くん」付けで呼ぶなど、正志と深い関係にある人物と思われるが、正志は彼女と全く面識がない。
神田光平をリーダーとし須田恭也を含むクリスタルシャイニングスターズを組織したのも彼女で、須田と光平を『バイオハザード』の並行世界に向かわせ、影から正志達のサポートをしている。時間を自由自在に操ったり、リッカーに腹部を刺され重傷を負った正志の怪我を完全に治癒したり、様々な並行世界を自由に行き来できるなどの不思議な力を持つ。また、世界の時間を止める・人を生き返らせる・心を読むことなども可能。
その正体は「正志の世界」の地球の核(コア)にある記憶の泉の結晶の力を司る巫女で、先代の巫女の力で生き返った大倉詩織が正志と同じ年齢に成長した姿。先代が不治の病を発病したため、彼女が巫女の跡を継いだ。光平とその仲間達は「結晶の巫女」と呼んでいる。また、その容姿は正志の妻兼養母・樹里と瓜二つ。
身長168cm、体重49kg。22歳。




ジェームズ・キット
正志の世界出身で、正志と同様、並行世界を救うべく白ワンピースの女に選ばれた7人の戦士の1人。アメリカ合衆国テキサス州在住。白ワンピースの女には「サイレントヒルの並行世界を救いし者」とも呼ばれる。
元いた世界では、初法廷から4年間不敗を誇る法曹界の伝説の弁護士だったが、白ワンピースの女に見せられた夢の中でクリーチャーから女を守ってしまったことから、戦士の一人に選ばれる。
ゲーム自体の『サイレントヒル』のファンで、シリーズ全作をプレイしている他、小説やガイドブックなども読んでいるため、把握している知識は相当なもの。ゲームの『バイオハザード』についても、断片的ながら知識は有している。
ミシェルという名前の妻がいたが、世界同時多発テロで失った過去を持つ。アメリカ人であるため、銃の扱い方には慣れている。使用するハンドガンは、ルガーK62(架空の銃)。
身長183cm・体重78kg・血液型はB型。26歳。




ジョセフ・シュライバー
『サイレントヒル4』の主要人物の1人。元フリーのジャーナリスト。
『サイレントヒル4』では、主人公のヘンリー・タウンゼントに異世界で生き延びるための知恵を授け、一連の事件を解決するまで彼を導いた。
彼自身は『サイレントヒル4』の事件で既に死亡しており、本作では生きている人間としての登場はない。しかし、正志が白ワンピースの女から託された赤の書に彼の精神体が宿っており、赤の書にメモを書きながら正志とジェームズ・キットに知恵を授け彼らを導いていく。
白ワンピースの女がなぜ赤の書を所持していたのかは不明。正志が試練を終えた後、赤の書はキットに託された。




大倉 詩織(オオクラ シオリ)
西山正志の幼馴染で、正志のかつての恋人。故人。
幼い頃の正志とよく遊んでいた仲良しの女の子で、お互いを異性として意識しあっているうちに恋人同士になった。しかし、10歳の頃にくだらないことがキッカケで起きた“ある事件”に巻き込まれ命を落とした。彼女の死は正志の心に深い傷を刻んでおり、彼女のことが忘れられない正志は現在に至るまで恋人を作っていない(養母の樹里との関係も影響している)。上記の白ワンピースの女と名前が同じだが、関係は不明。
白ワンピースの女の正体は、先代の結晶の巫女の力で生き返った詩織が正志と同じ年月を経て成長した姿。そのため年齢も正志と同じになっている。




須田 恭也(スダ キョウヤ)
『SIREN』の主人公で、神田光平の親友。故人。『SIREN』の彼は、本作では名前のみの登場。
持ち前の好奇心旺盛な性格から『SIREN』の舞台・羽生蛇村で起きた一連の事件に関わり、事件で知り合ったヒロイン・神代美耶子との約束を果たすため現世から姿を消し、化け物達を狩り続けることに執燃を燃やす戦士として異界を巡る旅をしていた。しかし、『SIREN2』の4年後に起きた“第二次夜見島事件”の壮絶な死闘で戦死したことが光平の口から語られている。光平とは小学校時代からの幼馴染で無二の親友でもある。光平曰く、「俺が殺してしまったようなもんだ」らしいが詳細は不明。戦士としての役目は光平が引き継いでいる。
恭也と美耶子が遺した希望の光は、光平と彼の大切な女性に受け継がれている。
本作にも須田は登場しているが、彼は『クロックタワー』の世界の人間であり、『SIREN』の世界の人間ではない。2人の大きな違いとして、『SIREN』の世界の須田は一人称が「俺」・年齢が16歳・オカルト好きで好奇心旺盛な心優しい性格、一方の『クロックタワー』の世界の須田は一人称が「僕」・年齢が20歳・物静かで大人びたクールな性格などの点が挙げられる。




御堂島 優(ミドウシマ ユウ)
『クロックタワーゴーストヘッド』の主人公で、『クロックタワー』の世界の須田恭也の恋人。本作では名前のみの登場。本当の名前は才堂凜。
『ゴーストヘッド』の一連の事件を解決した後、彼女に宿っていたもう一つの人格・翔は消滅し二度と現れることはなかった。その後は平穏な生活を送っていたが、殺人鬼・シザーマン達に世界を支配されたことで、世界を救うため再び戦いに身を投じることになる。現在はジェニファー・シンプソン達と世界を旅しながら、シザーマン達を倒してまわっている。
須田とは旅のメンバーが結成された頃からの長い付き合いで、恋人同士でもある。『ゴーストヘッド』の時点では17歳だったが、現在は20歳になっている。




エイダ・ウォン(Ada Wong)
素性や目的など全てが謎に包まれている東洋系の美女。エイダ・ウォンという名は偽名であり、本名はユリア・モンロー(Yuria Monroe)。卓越した戦闘能力を持つ。
ゲームでの彼女は、シリーズを通して物語に関わる悪徳企業「アンブレラ」とは敵対関係にある企業組織「H.C.F.」に属する産業スパイ。優秀な工作員ではあるものの、独自の目的のため度々指令を無視しているフシがあるという設定だが……。
ゲームの『2』と同じく、ラクーン警察署の留置所で正志達と出会う。世界の崩壊が始まったためか、本作ではアメリカ政府のエージェントになっており、正義の女性として登場。『バイオハザード』の全てを知り尽くしている正志を政府の協力者として保護するため、同僚のエドワードと共に奔走する。シェリー・バーキンと同様、彼女もゲームの『バイオハザード2』とは異なる結末を迎えることになる。
ハンドガンは、スプリングフィールドXDを使用する。




ベン・ベルトリッチ
『バイオハザード2』の登場人物。
ゲームの『2』と同様、ラクーン警察署の署長・アイアンズの悪事を暴こうとしたため、地下の留置所に閉じ込められ、ラクーンシティ壊滅後は安全のためあえて牢屋にこもっていたが、正志達に発見され救出された。ゲームでは怪物化したウィリアム・バーキンに殺される運命だったが、正志の行動によって回避され生存が確定し、以降は彼らと行動を共にする。



西山 樹里(ニシヤマ ジュリ)
本作の主人公・西山正志の養母兼妻。元看護師。
12年前、夫の翔一と出掛けていた時にひき逃げ事故に巻き込まれて記憶を失った正志を救出し、夫との間に子供が出来ずにいたことや正志を気に入ったこともあり彼を養子として引き取った。
6年後に翔一が病気で死去してから深い悲しみに覆われ、仕事を辞めて何もやる気が起きない廃人のような状態に陥ったが、癒したいと思い続けていた正志と禁断の一線を越えて肉体関係を結び、彼の支えで立ち直る。しかし、その後妊娠が発覚し、後に正志との息子・翔を出産。正志が自身に関する失われた記憶を取り戻し、あらためて西山家の人間として生きることを決意した後、彼と結婚する。
容姿が結晶の巫女の詩織と瓜二つで、正志曰く「詩織がおばさんになった姿が樹里」とのこと。正志によると年齢を気にしているらしく、おばさん呼ばわりされると激怒するらしい。
元看護師という経歴の持ち主ながらグロテスクなゲームが大好きで、グロテスクな描写などが原因で発売中止になったり流通していないソフトを独自のルートで入手しているほど。正志が『バイオハザード』のマニアになったのは樹里の影響である。
学生時代はバスケ部に所属しており、キャプテンを務めていた。プロのチームや実業団からスカウトされたこともあるが、自身は看護学校に進学することを決めていたため断っている。高い身長なのはそのためで、本人もコンプレックスにしている。
本作では番外編にのみ登場し、結晶の巫女から『バイオハザード』の並行世界に放り込まれた正志の現状を知らされる。本編では正志や他の登場人物の口から、名前や存在が語られるのみ。現時点で本人にまだ自覚はないが、正志との2人目の子どもを妊娠している。
身長173cm・体重46kg・血液型はO型。36歳。




西山 翔一(ニシヤマ ショウイチ)
主人公・西山正志の養父。故人。
12年前、妻の樹里と出掛けていた時にひき逃げ事故に巻き込まれて記憶を失った正志を救出し、妻との間に子供が出来ずにいたことや正志を気に入ったこともあり彼を養子として引き取った。
18歳という日本最年少の若さで司法試験に合格し、検事に就任。かつては「検察庁の貴公子」と称されるほどの凄腕の検事だったが、就任6年目に担当したある事件の裁判で重大な失敗を犯し、検察官適格審査会の決定で検事資格を剥奪され法曹界から追放された過去を持つ。
その後、絶望の末に自殺未遂をし、緊急搬送された先の病院で看護師として勤務していた後に妻となる西山樹里と知り合った。検事資格剥奪後は、介護福祉士の資格を取得し介護士として働いていた。しかし正志が高校に入学した年、末期の胃がんが原因で30歳の若さで亡くなった。ちなみに彼は婿養子で、旧姓は坂井。
正志は彼に憧れて、検事を志した。検事になり、彼が検事資格を剥奪された事件の真相を暴き父親の仇を取ることが正志の今の目標である。また、大のガム好きで特にライムミント味を好んでいた。正志のガム好きは彼の影響。
正志は後に樹里との間に生まれた息子に彼の名前の一字を取って、翔(カケル)と名付けた。これは結果的に彼から樹里を奪ってしまったことに対する正志の償い(贖罪)を意味している。
本作では名前のみの登場。




闇の巫女/カンナ
第30話の終盤から登場する、正体不明の謎の女性。
黒のワンピースを着た美女で、正志達の様子をウェスカーと共に監視している。黒い邪悪なオーラを放ち、空中に浮かんでいるなどただの人間ではないと思われるが、全てが一切の謎に包まれており詳細は不明。正志に対して、ウェスカーに心の中で「異常」と思われているほどの執着心を寄せており、彼を拘束するため暴君の追跡者を刺客として送り込んだ。正志の過去も詳しく知っている模様。大倉詩織や西山樹里と瓜二つの容姿をしているが、詳細は不明。
本人曰く、結晶の巫女とは全ての意味で正反対の存在らしい。また、詩織が7つのホラーゲームの主人公やその仲間達を集めて軍団を結成しているように、彼女も7つのホラーゲームの黒幕となった人物やその関係者を集めて軍団を結成している(ウェスカーもその1人)。
その正体は、詩織の心にあった「何があっても正志を自分の物にしたい」という欲望が闇となって生まれた、もう1人の詩織。
様々な世界を自由に行き来できる・空中浮遊・幻を見せるなどの能力を持つ。また衝撃波などの攻撃を行うこともできる。しかし、人を生き返らせる力は持たない。
身長168cm・体重49kg。年齢は不明。




永井 頼人(ナガイ ヨリト)
闇星事件に登場する、『SIREN』の世界出身で『SIREN2』の主要人物の1人。
『SIREN2』の一樹守・木船郁子と母胎の死闘後、虫の息だった母胎が起こした赤い津波に巻き込まれたことで、母胎が地上奪還という目的を果たした(黒い太陽が輝き、闇人が蔓延し人類は滅んだ)並行世界に飛ばされ、迫り来る闇人の大群を退けながら夜見島の各地を転々とする日々を送っていた。
ある日、闇人達が次々に自分以外の何者かに倒されていることを知り調査をしていたところ、自身が飛ばされた世界の支配者・母胎と闇人の大群を倒すためこの世界を訪れた光の戦士・神田光平と出会い、異変の原因を突き止めるため行動を共にすることになる。

⇒To Be Continued...

■一覧に戻る ■感想を見る ■削除・編集