人物設定 神田光平 | |
作者:
邪神
2013年02月16日(土) 23時04分55秒公開
ID:o.caVtWgXPw
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母の優は慶応大学経済学部を卒業し、退職するまではキャビンアテンダントを務めていた。語学にも堪能で、英語・中国語・韓国語・フランス語・ドイツ語を話すことが出来る。高校2年生の時に両親を亡くしており、生活費や学費を稼ぐため就職するまでモデル・レースクイーン・ホステスのアルバイトをしていた。彼女も夫の光一と同じく光の創造神の直系の子孫であり、母胎に事故に見せかけられて殺害された。 この他に1歳下の妹・あずさと2歳下の妹・あすかがいるが、母胎が起こした事件の際は光平と同じく両親に同行していなかったため難を逃れており、現在はそれぞれの人生を歩んでいる。 その他 光の篭手 異形の者の魂を封印して浄化し、手にした者に光の力を与える篭手。光平は2つ所持しており、両腕にそれぞれ装着されている。異形の者の魂を吸収して封印する力を持つほか、装着者を光の戦士に変身させるだけでなく、光のエネルギー弾を放つことも可能で、強固な盾としても使用できる。 光平の祖先である光の創造神が闇の一族との戦いに備えて作り出したもので、かつて光の一族が闇の悪しき魂を封じ込めるために使用していた。しかし、有史以前の古代で起きた闇の暗黒神率いる闇の一族との激しい戦いで、光の一族が滅んだ際にほぼ全ての篭手が消滅しており、光平が所持している2つの篭手は現世で現存している唯一の物であると推測されている。異界の夜見島の地下洞窟と羽生蛇村の羽生蛇鉱山の地下に厳重な封印を施されて保管されていた物を光平と恭也がそれぞれ入手し、恭也が入手した篭手は“第二次夜見島事件”で光平に託された。 創造神の血を引かない普通の人間でも装着することが可能(心に少しでも悪が宿る人間には装着することができない)で、篭手の力を覚醒させることで戦士に変身することも可能だが、変身後の意志を保つことは非常に難しく、強い精神と意思を持たないと目に見えるもの全てを破壊してしまうほどの暴走をする危険があり、制御するには長い修行を行う必要がある。また、異形の者を倒すことに快感を覚えてしまった場合、負の力に負けてしまい、意志を持たない破壊兵器と化してしまう。太古において、篭手を使用して光の戦士に変身したものの意思を制御できなかったため暴走したり、闇の一族を倒すことに快感を覚えたことで破壊兵器に化してしまうなど、身を滅ぼした者達が数多くいたことが伝承によって語り継がれている。なお、一度装着すると、装着者の腕と有機的に結合され、持ち主の生命活動が停止する(死ぬ)まで外れない。これは心臓が一時的に停止した場合も含む。 なお、篭手を装着した者は光の力により、装着した当時の若さを保つことができる。しかし、いわゆる不死身とは違い、攻撃を受け続けて肉体の限界を超えるダメージを負ってしまった場合は死を迎えることになる。 光平は篭手の力と自身の体に流れる光の創造神の血を覚醒させることで、後述の光の戦士に変身することができる。 光の戦士 通常状態 光平が1つの光の篭手か体に流れる創造神の血のどちらかを覚醒させた姿。極限状態に比べると全体的な力は劣るが、それでもほとんどの敵を殲滅できるほどの十分な戦闘能力を持つ。 体が黒いオーラに包まれる・肌の変色・目が赤に変色するなどの点は極限状態と同じだが、肉体は変化せず頭部に金色の角が現れることもない。また、活動場所も地球の地上のみに限られ、液状化を始めとする一部の能力が使用できないなどの違いがある。極限状態よりも飛行速度は大幅に落ちるが、空中戦を行うことは可能。 通常状態の力を下回る敵はダメージを与えることすら不可能だが、通常状態を上回る力を持つ敵の攻撃は無効化することはできない。攻撃を受け続けた場合、変身が強制解除される。 必殺技は最大限まで高めた光のエネルギーを両足に集中させて放つキック・グリッターブレイク、闇斬り極光剣に最大限の光のエネルギーを集中させて敵を斬り裂く・グリッタースラッシュ。 光の戦士 極限状態 光平が2つの光の篭手の力と自身の体に流れる創造神の血を極限まで覚醒させた姿。この状態に変身すると肉体が黒い棘状の禍々しい鎧のような姿に変化し、肌の変色・目が赤に変色するなどの現象が起きる。体には光の力が金色の血管状組織として表出している。頭部には4本の金色の角が現れる。 地底・海底・宇宙空間などどんな場所でも活動することができ、あらゆる戦闘を得意とするほか、光平の意思で背中から6枚の黒い翼を出現させ飛翔することで空中戦を行うことができ、体を液状化にすることで水中戦を行うことも可能。黒い鎧のようなその姿は溶岩や氷河などにも耐えることが出来る。全身を覆う黒色のオーラは敵のあらゆる攻撃を跳ね返し、無効化する力を持つ。瀕死になるほどの致命傷を負っても、篭手の力ですぐに蘇生し回復することが可能だが、同じ光の力によるダメージは回復することが出来ない。ただし、光平は永遠の命を宿しているため、篭手の回復力を必要とせず、この欠点を克服している。本来、光の戦士というのは、篭手の力のみか創造神の血のみを覚醒させて変身した姿を意味するが、光平は2つの篭手の力と創造神の血の両方を覚醒させることが可能なため、彼が変身する光の戦士 極限状態は通常の戦士を遥かに上回る力を持つ。それに加え、創造神の生まれ変わりでもある光平が元々持つ凄まじき光の力と、光平自身の卓越した身体能力・戦闘力も相まって圧倒的な戦闘能力を持ち、結晶の巫女からもかつて存在した歴代の光の戦士の中でも彼が最強なのは間違いないと言わしめるほどである。 創造神の血を引かない普通の人間が篭手の力を覚醒させて光の戦士に変身した場合、変身後の意志を制御できずに暴走する危険があり、制御するためには長い修行を行う必要がある。逆に創造神の血を引く人間は修行をせずとも変身を制御することが可能であり、光平は後者の例に該当している。 光平は戦士に変身しなくてもほとんどの敵を普通の姿で倒せるため、普通の姿では倒すことが難しい強敵に遭遇した場合のみ変身する。また、強敵に遭遇しても極限状態ではなく、主に自身の体に流れる創造神の血のみか1つの光の篭手のどちらかを覚醒させた通常状態に変身する場合が多い。 必殺技はグリッターブレイクの強化版・グリッターシャイニングブレイク、グリッタースラッシュの強化版・グリッターシャイニングスラッシュ、さらに最大限まで高めた光のエネルギーを全身に纏って敵に突撃する・グリッターシャイニングバースト。 自然発光爆破能力 光平が持つ能力の1つ。周囲の物質の原子・分子を操ることで物質をプラズマ化し、敵を体内から発光させ跡形もなく爆発させることが可能。 エネルギー弾発射能力 光平が持つ能力の1つ。手から凄まじい威力を持つ光のエネルギー弾を放つ。 光速移動 光平が持つ能力の1つ。創造神の血を覚醒させることで、光の速さで自由自在に動くことが可能。 瞬間移動 光平が持つ能力の1つ。自分が行きたいと思う場所を念じることで、念じた場所に瞬間移動することができる。 超音速飛翔 光平が持つ能力の1つで、光の戦士 通常・極限状態の両方に変身している時のみ使用可能。光平の意思によって背中から通常状態の場合は3対、極限状態の場合は6枚の黒い翼を解放し、空中を超音速で飛翔する。通常状態の最高速度はマッハ3、極限状態の最高速度はマッハ6にまで達する。 液状化 光平が持つ能力の1つで、光の戦士 極限状態に変身している時のみ使用可能。体を液状化することで水中を潜行することができ、敵の攻撃を回避したり跳躍することも可能。 治癒能力 光平が持つ能力の1つ。負傷した対象に両手を向けて力を込めることで、怪我や病気を完全に治癒する。人間以外の動物にも有効で、死んでいなければ怪我や病気を完全に治癒するなど非常に強力。ただし、死者を生き返らせることはできない。 幻視 第二次夜見島事件で神代の血を分け与えられた光平が使えるようになった能力。「視界ジャック」とも称される。他人の視界を見ることが出来る。この他に、人や動物などあらゆる物の心を読むことができる。 専門用語 光の創造神 光平の遠い祖先で、世界が誕生する以前から存在し異形の者以外の生物を生み出したとされる、光の力を司る正義の神。『SIREN』の世界の言い伝えによると、神の姿と人間の姿の2つの姿があったとされ、人間の姿は亜麻色の髪を持つ聡明な男性だったとされているが、超古代の資料が現存していないため詳細は不明。光平は創造神の生まれ変わりでもある。 『1』に登場した堕辰子や『2』に登場した母胎・堕慧児を生み出した闇の暗黒神とは正反対の存在。暗黒神とは敵対しており、闇との戦いに備えて光平が持つ光の篭手や宇理炎などを作り出した。光の一族を率いて暗黒神率いる闇の一族に戦いを挑み、一度目の戦いでは暗黒神を敗北させるが、2度目の戦闘では復活した暗黒神率いる闇の一族の猛攻を受け倒されてしまう。しかし、残された最期の力で暗黒神を滅ぼすことには成功した。闇の一族との死闘で神を含む一族のほとんどが滅んでしまったが、ごく一部が生き延びその血は後世に受け継がれたという。 光平の両親は創造神の直系の子孫であり、その2人の遺伝子が交わった結果、男児として誕生した光平は生まれ変わりとして覚醒した。 闇の暗黒神・闇那其(アンナキ) 世界が誕生する以前から存在し、異形の者を生み出したとされる闇の力を司る暗黒の神。光の創造神と同じく、神の姿と人間の姿の2つの姿があったとされるが、こちらも資料が現存していないため詳細は不明。 光の創造神とは敵対しており、最初の戦いでは創造神率いる光の一族との戦いで敗北するが、自身は辛くも生き延びており、2度目の戦いで光の一族を滅ぼすことに成功している。しかし、創造神の最期の力で自身も完全に滅ぼされた。暗黒神の死により、世界が誕生したとされ、さらに飛び散ったその体の破片から『1』に登場した堕辰子や『2』に登場した母胎・堕慧児などの異形の神が誕生したとされている。光の創造神の血を引く人間には闇の力は効かない。一部を残して滅亡した光の一族とは異なり、闇の一族は生き残っており、『SIREN』の世界で数々の事件を引き起こし暗躍している。光の戦士となった光平は、異界を巡り闇の一族を滅ぼしてまわっている。 母胎(ボタイ) 『SIREN』の世界で2009年8月2日に後述の第二次夜見島事件を引き起こした、暗黒神の飛び散った体の破片から生まれた暗黒神の子どもというべき異形の支配者。 歪な人魚のような姿をしており、薄桃色の鱗に覆われている。地上(人間達が暮らす現実世界)に似た異世界・虚無の世界を作り、そこから現実世界に自身の分裂体・鳩を飛ばして「現実世界に帰る」という望みを果たそうと目論んでおり、その目的のためだけに2005年の翔星丸消失事件や1976年の夜見島島民消失事件を引き起こし、大多数の犠牲者を出すほどの甚大な被害をもたらした。しかし、被害をもたらしながらも「地上奪還」の目論みは数人の人間達の活躍で失敗に終わってしまった。 2005年の『SIREN2』の事件で、主人公の一樹守とヒロインの木船郁子に倒され死亡したとされていたが、実際は生き延びており、自身が最後の力で起こした赤い津波に呑み込まれた郁子の居場所を幻視を使って探り当て、彼女の体を乗っ取った(一樹達との戦いで郁子が自身の分裂体であることに気づいた)。人間の肉体を得たことで一樹達との戦いで負った重傷の傷が回復し光に弱いという弱点を克服したうえ、分裂体だった郁子の体を乗っ取ったため以前よりも力が増して復活。一樹と共に現実世界の夜見島に帰還した後、全てを知っていた彼を邪魔者として殺害。その後警察に保護され、事情聴取を受けた後姿を消した。 姿を消してから2009年に第二次夜見島事件を引き起こすまでの4年間の行動は一切不明だが、自身をより強大な存在にするべく恭也に倒された羽生蛇村の神・堕辰子を復活させ自らに吸収することを目論み、倒される以前まで時間を巻き戻すため時間を巻き戻すことができる「時空の宝玉」を探していたこと、夜見島の太田家に残されていた古代の預言書に記された「地上に強大な暗黒の闇が蔓延する時、それを防ぎしかつて闇に抗った光の神の生まれ変わりが現れる」との記述から自身を倒す者が現れることを防ぐために光の創造神の子孫達を次々に殺害していたことはほぼ確実視されている。光平の両親を殺害したのはこのためで、その後遺体発見現場に全身黒ずくめという目立った格好をしていた野次馬の1人として光平に姿を目撃されてしまい、彼は彼女の行方を追い続けるようになる。 ⇒To Be Continued... |
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