検事局見学 |
作者:
被疑者A
2008年09月21日(日) 21時50分03秒公開
ID:dSZESC80SGo
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9月7日 検事局前 「はぁ〜、また成歩堂さんに騙された。」 俺が今なんでこんな所にいるのかというと、成歩堂さんが 「オドロキ君どうせ暇でしょ?この機会に、検事の人たちについて知っておいておけば?」 と言い検事局の見学を手配してくれたのだ。だが、受付で 「そんな人は知りません。」 と言われ追い出されてしまったのだ。そのためこんな所で立ち往生しているのだ。 「はぁ〜、どうしよう。」 と落ち込んでいると、中から服にフリフリ(ヒラヒラ?)が着いた人が出てきた。 その人が 「君が成歩堂の弟子か、話は付けておいたからいろいろ見学していくといい。」 俺はその人にお礼を言うと、中に入って行った。 同日 執務室1209室 俺は部屋に入るとちょっとぞっとした。 なぜなら部屋の至るとこに鞭、ムチ、むち、と鞭だらけなのだ。 そのとき、ビシャン、とおれの背中に鞭の音が走る、俺は思わず、 「いってええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。」と叫んでしまった。 後ろを振り向くとそこには青い髪をした女の人がいた。 その女のひとが 「あら、あなただったの、レイジが言ってた成歩堂龍一の弟子というのは。」 ちょっとびっくりした俺は 「あなたなんで成歩堂さんのことしってるんですか?」 と聞くと、その人は 「知ってるも何も2、3度法廷で闘った仲よ」それから俺は現役のころの成歩堂さんのことを聞いただけどその話の最中5,6回鞭で叩かれた。俺はよくこれで検事を首になったり、傷害罪で訴えられたりしないな〜と思いながら1礼して部屋を後にした。 同日 執務室1203室 俺は部屋に入るといきなりコーヒーカップを投げ付けられ、顔に思いっきりコーヒーをぶちまかれ思わず「あっちいいいいいいいいい。」と叫んでしまった。 後ろから「クッ、この程度の熱さに耐えられないとはとんだボウやだぜ。」 と渋い声が聞こえる。 なんだと思い振り向くと変なメガネ(?)を付けた男の人がいた。 「ホウ、あんたがまるほどうの弟子か、クッ、たしかに同じようなものを感じるぜ。」と言うとコーヒーを一杯飲む。 そして俺はその人から現役時代の成歩堂さんの話をもう一度聞いたその時いろいろとたとえ話をしてくれたのだがそれがいまいちよく分からない、なぜならその内容が全てコーヒーに関するものだったためあまりコーヒーに詳しくない俺にはよく分からなかったのだ。またその意味を聞くたびにコーヒーにをぶっかけられた。俺はコーヒーまみれになりながら1礼し部屋を出て行った 同日 検事局ロビー 鞭を持っていた検事さんの話とコーヒー好きの検事さんの話とでは全然話の内容が違っていた。 だが2人の話で1つだけ内容が一致していた言葉があったそれは「成歩堂龍一(まるほどう)は素晴らしい弁護士だ。」 という言葉だった。 9月8日 成歩堂なんでも事務所 「どうだった、検事局の見学は?」 俺は「素晴らしかったです。いろいろ分かりました、検事のことや成歩堂さんのことも。」 成歩堂さんは一言「よかったね。」というと ピアノの練習に戻った。 俺は決めたこれからもこの人についていこうと。 |
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