逆転のクーデター | |
作者:
鍋氏
2009年10月11日(日) 22時15分26秒公開
ID:SraEIqNgCGs
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「では、皆の衆手元にある図面を見てもらおうか。 事件は1月の21日に。」 「なぁ成歩堂本当に彼で大丈夫なのか?」 「ああ、法科大学院では全教科一位だった。 数字の上では問題ないと思う。ただ・・・」 「ただ、なんだ?」 「極度の上がり症みたいなんだよね。裁判ではあまり目立った功績はないみたい。」 「だから心臓に悪いと?」 「そういうこと。」 そこまで言うと流検事がいきなりボールペンを投げ付けてきた。そしてすごい剣幕で怒鳴る 「黙れ、被告人!!」 「「は、はい・・・」」 そう僕と御剣が言う、すると流検事は満足したようで続けはじめた。 「よろしい、では続けよう。東京地検検事正室で起きた。ここにいる主犯格である被告人御剣怜持が放った凶弾が、法務大臣大山信輝の頭部を貫き、死に至らしめた。そして共犯の被告人である成歩堂龍一に連絡をし共謀して犯行の痕跡を消去した事件とみている。同期の点には関してはまだ不明であるがこの裁判によって明らかになるであろう。」 そう流検事が言うと裁判長が 「では、検察側、弁護側、双方の主張聞かせていただきましょう。」 そう言うとまず流検事は 「検察側としてこの案件に関しては責任能力に問題もなく、正当防衛の要素もないとして 完璧な有罪を主張する。」 そのあと、忘名は 「弁護側は今回の事件は冤罪であるとして無罪を主張します!」 とやっと緊張から解放されたようで強く言い放った。 〜続く〜 |
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