町内祭〜法ヶ検事の陰謀
作者: 被疑者A   2008年12月11日(木) 21時58分38秒公開   ID:6og8qs4kpGo
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「御剣局長夫人おやめください。」
平の検事や刑事の声がこだまする。

  *ここから牙琉視点
「牙琉検事ご指名入りましたあ。」
どんどん僕に対する指名が入ってくる。やぱり僕は女性を喜ばせるのが好きらしい。けど指名はじゃんじゃん入るのに僕がダントツ一位ではない。なぜなら僕と同じようにじゃんじゃん指名が入っている人物がいるようだ。それは誰か、僕のバンドのベーシスト黒金黒雨だ。彼は僕と同じようになかなかもてるだからここでも結構指名が入ってるんだろうな。でも僕は彼には負けない。絶対に勝ってみせる。ガリューライトニングのボーカルの座に懸けて。
    *ここから法ヶ(兄)視点    
なかなか売り上げは上場のようですねしかしのりのりの人と全然のってない人とではテンションの起伏がおおきすぎますね。まぁ、いいでしょう。どうせ今回の計画はここで一般市民の方々にメイド服やしつじ服姿を拝ませるだけでなく、僕の弟の会社である、コルラデグループの子会社のカメラ店から優秀なカメラマンをメイド喫茶ブースに待機させているんです。そして彼らに写真を撮らせてそれを写真集にしてう全国で売りさばいてやりますよ。フフ、見ていなさい局長、僕を苔にした罰を与えてやりますよ。
*ここからオドロキ君視点
「ふぅ〜いったい何をしようかな?」
俺は今日、引っ越しもすみ事務所も休みだったので一人こんな所にいる。正直22にもなって彼女の一人もいないとは自分に対して情けない。(まぁ一応好きな子はいるんだけど、言い出せれば苦労しないんだな、これが。)とまぁ一応そのすきな子もここにきてるという情報を聞きここに来て見たもののあたりはカップル、カップル、子連れ、子連れと一人で来てる人は極端に少ない(マジで気まずい)とりあえずここら辺で何をするか決めるためパンフレットをひらいて見た。すると、びっくりしたことに検事局と警察局のブースになんとメイド喫茶の文字が、いったい誰の差し金か?と思いつつ俺はそこに足を急ぐ。    
    同日 検事局刑事局ブース
「いらっししゃいませご主人さま、あオドロキ君。」
入口に春美ちゃんが立っていた。しかもかわいいメイド服姿だ。ぶっちゃけ、ハートのど真ん中射抜かれている。さらにご主人さまときたものだからものすごく興奮してきた。多分ほんの一瞬の間だが俺の頭の中にいろいろと妄想が始まる。(けして嫌らしい妄想じゃないぞ、まぁ、でも、そりゃちょっとはねぇ。)
「あれ、どうしたんですか?オドロキ君。」
こんな何気のない一言でも妄想は果てしなく始まる。まじっで興奮してきた。(ほんっとうに嫌らしい意味じゃないぞ。)その次の瞬間、俺は意識を失った。
  
    同日 引田クリニック・病室
「あれ、オドロキ君起きた?」
目を覚ますと病室にいた。横には成歩堂さんがいた。
「君、春美ちゃんのメイド服姿みて興奮したんでしょ。どうせエッチなこと考えてたんでしょ?」
成歩堂さんにそう言われ俺は少し緊張する。
「考えてませんよ、そんなこと。」
「言っちゃいなよ。ここには僕と君しかいないんだからさ。」
成る歩道さんがハハッと笑うその笑顔の中には弁護士・成歩堂龍一ではなく俺のよく知っている成歩堂さんがいた。

        後日談
「局長、検事局・刑事局合同メイド喫茶にたっまたっま有名なカメラマンがいらしたものでその人にいろいろと写真を撮ってもらったんですよ。で、あまりにも出来が良かったものですから、うちの傘下の出版社にカレンダー出させてもらいますから、なにとぞよろしくお願いしますね。」
僕はニコッと微笑む。すると局長が、
「待って、いろいろと待ってくれえ〜。」
局長の焦る声が聞こえる。それを耳にしてさらに陰謀も成功したし何より局長もはめれたし、そして僕は久々に大笑いした
「ははっはははあはあはははあは」
っと
〜町内祭〜法ヶ検事の陰謀 完〜
■作者からのメッセージ
やっと終わりました〜お次は現在執筆中の恋愛短編集「逆転の聖夜に」をよろしくお願いします。
後、いろいろと感想お願いします

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