終わりと始まり、そして思い
作者: 真宵   URL: http://meblo.jp/giyakuten0905/page-2.html 2   2014年01月01日(水) 15時27分03秒公開   ID:b6ZLsYN9SEY
「こんばんはー!」

「わ!ま、真宵ちゃんか....脅か すなよ! 」

トイレ掃除していた成歩堂が深呼 吸する 。

「ごめん!.....な、なるほどくん 、本当 にトイレ好き...」

「じゃないよ!掃除してるだけだ! 」

次の瞬間、真宵がふふふっと笑っ た。つ られて成歩堂も笑い始め た。

今日は大晦日。 珍しく今年は一緒に年越しをする 事にし た2人。

「なるほどくん、トノサマン見よ うよ! その後紅白歌合戦見ようね!」

「はいはい....」

呆れた顔をしながらソファに座る 。

(まっ、いっか......)

すぐそばで「行けぇ!トノサマン !」 はしゃぎ始める真宵を見てたら不 覚にも 可愛いと思うし、年末だ し........と成歩堂 は考えてしまっ た。

「....ん?なるほどーくーん?」

きょとんとした表情で成歩堂を見 る。

「あ、ごめん。大丈夫だよ。」 と笑って言った
ら、真宵も笑って 癒され た成歩堂であった。

「真宵ちゃんそろそろ...こうは... 」

「紅白歌合戦だね!よし、見よ見 よ!!」

行き良いよくテーブルのリモコン を取ろ うとする真宵。

「おい!落ちるぞ!...え?」

行ったその瞬間、 思いきゃ真宵自身も拾おうとして ソファ から落ちた。

「きゃあ?...あれ?」

その時真宵は浮いたかのような感 覚を感 じた。 「おいおい...はしゃぎ過ぎない! 」

成歩堂が抱きしめていた。そして そのま まソファに座らせたのだ った。

「ごめんなさい...ありがとう」

赤面しながら成歩堂が言う。

「な、なんか、取ってくるから! 見てて !」

そう言いながら成歩堂は離れた。

数分後

「おおー!沢山だねー!」

成歩堂の手元にはお菓子とジュー スが沢 山盛られていた。

「好きなだけ食べていいよ...とい いたい けど、年越しそばたべる んだったら..」

「何言ってるの!なるほどくん! 麺類は 別腹だよ。別腹。わかる ?」

どや顔で言う真宵。

「....へえ。また太ったよーとか 言って泣 いても知らないからね 」

うっといいながらも、幸せそうな 顔で食 べる真宵であった。



ーーーーーー


時間がたち、二人は外に出た。 初詣に行くためだ。

「寒いね、なるほどくん。は、は 、ハク ション!」

「薄着してるからだろ。...ほら」

成歩堂は首に巻いてたマフラーを 真宵に 巻いた。 「あ、ありがとう....」

「よし、お参り行くよ」

成歩堂は真宵の手を握り言った。

「うん!」

真宵も笑って手を引かれ行った。

パンパンと手を叩いた。

「お参り終わりだね」

「うん。あ、真宵ちゃん、手。」

「ん?」

成歩堂が真宵の手にお守りを置い た。

「これ....」

「もう危ない目に合わないように ...ね」

成歩堂が照れながら言った。

その時真宵は泣いてしまった。

「ま、真宵ちゃん?!」

「ありがとう....ありがとう」

泣きながら言う真宵。

成歩堂はそっと抱きしめてやった 。

その時真宵は思った。





(ずっとこの人と一緒に居たい)






end
■作者からのメッセージ
あけましておめでとうございます!!!!!!!!
真宵です。昨晩、ブログとモバスペに上げたのを持ってきました!何かナルマヨですけど甘い様な切ないような感じ...ですが楽しんで読んでくれた方がいらっしゃったら嬉しいです!
今年も宜しくお願い致します♪

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