長い間の思い
作者: 真宵   URL: http://gyakuten910mayoi   2013年10月26日(土) 15時03分00秒公開   ID:b6ZLsYN9SEY
---法廷にて。

俺は7年ぶりに月の字...ココネと会った 。

正直驚いた。そして、安心した。

あのココネが、弁護士になってやがるか らな。

それと、七年間ずっと会ってなかったか らな。あと...心配していた所もあったから だ。

...大切な女だったからよぉ。

ーーー7年前

俺は心理学を学びたくて、姉貴の紹介で 「希月真理」...師匠と出会った。

そしてその繋がりで、ココネと出会えた のさ。

ーーー

ココネとはよく、相談に乗ってやったり 、遊んでやった記憶がある。

そんな日々の中でいつしか、守りたい... そう思っていた。

だがある事件で、俺は刑務所行きが決定 したぁ。

ーーー師匠が殺された。 俺は現場にいた。

(ココネが危ないかもしれねぇ)

その時そう思った。 だってよ、血だらけ だったからな。 しかもあの言葉.........

俺はココネをかばった。

そして裁判にかけられた。

結果は勿論

有罪

......俺は囚人検事になった。

ーーーだが、最近全てが終わった。

俺は7年間、刑務所で亡霊を探した。

結果、あのオッサン...だったが。

全てはココネ...泥の字、成の字のお陰か ?

まあ、あのココネの裁判が終わった後は 、安心した。

そして、元に戻れるんだな...と思った。

ーーー

みんなと話した後、

「ユガミ検事!!」

...ココネに呼ばれた。

「なんだぁ?ココネ?」

「えっと..その..おめでとうございますっ !」

「ありがと!..」

その時だった。

...俺が喋ってる途端、抱きついてきた。

「....ココネ?」

「..ぅ.良かったです。本当に良かったで す。....ま、間に合うことが出来て....ぅ」

ココネは泣いていた。

....泣かせてごめんな。

「ココネ耳貸せ。」

「?」

「俺はなぁ、ココネの事が.....」

その後ココネは

7年前と同じぐらい

飛びっきりの笑顔で

笑った。

end
■作者からのメッセージ
はじめまして!
モバスペブックでミステリー、ファンタジーを執筆している真宵と申します。もともと、2次小説を考え投稿していたので、アメブロで一度あげたのを持ってきてしまいました。
.....下手な文ですが、指摘、感想など、出来たらお願いいたします!これからも投稿はします。
でわ。

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