戻ってきた逆転F
作者: 弁護人   2013年08月18日(日) 17時35分03秒公開   ID:0IeeAx9U2zM
〜同日 某時刻 成歩堂なんでも事務所〜

『なるほどくん、御剣検事逮捕されちゃったね…。』

御剣…お前がそんなことする訳ないよな…

『そうだね…。よし、留置場に行くか!』

『よっ、そうこなくっちゃ』

・法廷記録・
成歩堂龍一(34)言わずとしれた僕だ。2ヶ月前、8年ぶりに、弁護士に復活した。

綾里真宵(27)かつて、僕の助手だった。倉院流霊媒道の家元だったが、僕の助手として、再び戻ってきた。家元は、どうしたんだろ?

御剣怜侍(34)僕の幼馴染だ。検事局の検事局長だったが、検事に戻った。今回の事件の容疑者。

証拠品ファイル
弁護士バッジ・新しい弁護士バッジだ。これを、身につけると、引き締まった気持ちになる。
勾玉・真宵ちゃんが、くれた。これを、突きつけると、その人の心の秘密を、開けることが出来る。

〜同日 某時刻 留置場・面会室〜

御剣…、大丈夫かな?と、思ってると、看守さんが、

『成歩堂弁護士、御剣容疑者は、まだ取り調べ中ですので、また後から来て下さい。』

と言ってくれた。

『ねえねえ、なるほどくん。毎回思うんだけどさ、あの看守さん、すごいよね。微動だしないもんね。』

また真宵ちゃん、どうでもいいことを…

『まぁ、現場にでも、行ってみようか。糸鋸刑事も、いるだろうしね。』

『たまには、なるほどくんもさえたこと言うじゃない』

たまにはねぇ…まぁ、現場に行こう!

〜同日 某時刻 検事局上席検事執務室1202号室前〜

『う〜…現場に、来たけど、ここって、誰の執務室なの、なるほどくん?』

って、それを知らないのか!?まぁ、あの巌徒局長の事件のとき、真宵ちゃんは、いなかったから、仕方ないかな。

『ここはね、御剣の執務室だよ、真宵ちゃん。』

『ええー、なるほどくん…それじゃあ、御剣検事…かなり怪しいよ…。限りなく、犯人に近いよ…。』

そうだよなぁ…。でも、正直、あいつが、殺人なんて出来る訳ないし、何よりあいつのことを、僕はよく知ってるから…。

『たしかに、怪しいけど、それはないよ。御剣に、殺人なんて出来る訳ないよ。まぁ、とにかく入ろうか。』
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