戻ってきた逆転E |
作者:
弁護人
2013年08月18日(日) 17時33分32秒公開
ID:0IeeAx9U2zM
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〜2ヶ月後 10月15日 5時15分検事局・上級検事執務室 1202号〜 ???『はぁ、はぁ、はぁ…ちくしょう!なんで、俺がこんな目に…まぁ、良い。俺らを、破滅させた成歩堂龍一と、御剣怜侍に、今こそ復讐の時がやってきた。』 〜10月15日 9時25分 成歩堂なんでも事務 所・所長室〜 やっと、やっと弁護士に僕は、戻った。御剣との、長〜い話の後、僕は司法試験を、受験した。法律に携わるのは、実に、8年ぶりだったから、結構忘れていた。でも運が良いのか、合格した。それもなんと、首席だったそうだ。だから、司法研修所の所長からは、弁護士ではなく、裁判官や検事になることを、薦められた。でも、僕は弁護士になるために、この試験を受けた。だから、弁護士になった。裁判官や、検事になりたかったが、成績が足りなかった奴は、僕のことを、恨んでいると聞いたが、そんなのは、関係ない。 とにかく、弁護士に戻ることが、出来たのだから… 『なるほどくんそんな、昔話、誰も聞いてないと思うよ』 やっぱりね…真宵ちゃんは、辛口なこと言ってくれるね。 『まぁ、とにかくなるほどくんが戻ってくれたから、私も戻ってきたよ。それにしても、驚いたね。なるほどくんに、こんな娘さんが出来たなんて。いやぁ、誰の子なんだろ!』 って、まだ勘違いしてるし、真宵ちゃん… 『真宵ちゃん!僕と、みぬきは、法律上は、親子だけど、血は繋がってないんだよ!』 って言ってると、そばからみぬきが、 『パパ、ひどいよ!みぬきのこと嫌いになったの…もう、いいよ、お兄ちゃんと家出するもん…』 またそんなこと、言ってるよ… 『あぁ、なるほどくん娘さんに、愛想つかされちゃった!』 『もう、誰のせいだよ!』 ープルルル、プルルル、プルルル… 『あ、事務所の電話が鳴ったよ、なるほどくん!』 この電話が、鳴るのも実に、何年ぶりだろう?なんて、考えてたら、勝手に真宵ちゃんが、電話に出て 『はい、成歩堂法律事…じゃなかった、成歩堂なんでも事務所です!』 間違えると思ったよ…。まぁ、良いや、久しぶりの依頼かな? 『成歩堂龍一に伝えろ。検事局上級検事執務室・1202号室に、死体がある。とな』 『え…、あなたのお名前は?』 『俺か?俺はな…、御剣怜侍だ!』 真宵ちゃん、何で、こんなに電話に時間が、かかっているんだろう?と思いながら、 『真宵ちゃん、どうしたの?』 と聞くと、 『なるほどくん…御剣検事から、電話で、検事局上級検事執務室1202号室に、死体があるって…』 『なっ、何だって!?真宵ちゃん、それは本当に御剣の声だったの?』 御剣が、そんなことをするはずが、ない。 『ううん、御剣検事のあの、自信たっぷりな声じゃなくて、くぐもっているっていうか、機械を通したような声だった…』 ってことは、ボイスチェンジャーかぁ… 『とにかく、検事局に行ってみようか!』 〜同日 某時刻 検事局地下駐車場〜 ふぅ、去年僕は、やっと車の運転免許も取れたし、レンタカーで、やって来たんだけど、駐車はやっぱり苦手だな…。って、なんかやけに、人が多いぞ!なにごとだろう? 『なるほどくん、あれって、ナツミさんだよね?それに、なんかカメラを持ってる人も、いるし何でだろう?』 ほんと、何でだろう?と、思ったら、向こうから、 『どいてほしいで、あります!あの尊敬する、糸鋸刑事殿からの命令で、ありますからして!』 あれは…たしか、原灰巡査?何でだろう?彼は、地方裁判所の係官になったはずなのに? 『なるほどくん!!!!!!!!!!あれ…。御剣検事だよね?』 えっ… 『そうだけど、糸鋸刑事に連れられてるね。』 と思っていると、記者みたいな人が、 『ええ、本日8時ころ、ここ検事局の上級検事執務室1202号室から死体が、発見されました。警察はこの事件の容疑者として、御剣怜侍容疑者を、殺人の疑いで、逮捕しました。被害者は、検事の亜内武文さんです。あ、今御剣怜侍容疑者が、連れられています。繰り返します。本日…』 何だって!?御剣が殺人! 『御剣!何があったんだ!?』 と聞くと、糸鋸刑事が、 『あ、あんたは、成歩堂弁護士じゃないっすか?いやぁ、久しぶりっすね!』 『糸鋸刑事!無駄なことを、話さないで、さっさと私を護送しないか!来月の給与査定を、楽しみにしておくことだ!成歩堂、あとから留置場に来てくれ!』 といい、御剣は、パトカーに乗せられて行った。 |
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