逆転を取り戻す
作者: 真実の追求者   2011年07月31日(日) 10時59分52秒公開   ID:B3lXHCgMg/Y
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「成歩堂! そういうわけだ、俺、帰るわ!!」
「そうか……。なかなか楽しかったよ、矢張。」
矢張が帰り支度を始めると、僕は椅子から腰を下ろして見送る態勢になっていった。
「じゃあ、また今度な。」
帰り支度が終わった矢張を、僕は見送った。
「おう、じゃあな〜!………ああ、ひとつ言い忘れてたぜ、成歩堂!」
事務所を出る手前、矢張は何か思い出したような顔つきになった。
「ん、なんだ?」
「今の成歩堂も十分イケてるけどよ、昔はもっとイケてたぜ!」
矢張のその一言に、僕はくす、と笑った。
「ああ、ありがとう。」
最後に一言、お礼を言って……………。

「とりあえず、一歩前進かな?」
矢張が見えなくなると、僕は一言だけ、呟いた。
次は……。あの二人の刑事だな。
■作者からのメッセージ
初めまして。
よくある成歩堂弁護士復活までのお話です。
一人称視点で小説を書くのは初めてなので、温かい目で見守ってやってください。
予想以上に長くなりそうです。


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