「ヒトリ 5」の感想

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No.4   投稿者:トーラ   評価:0点   投稿日:2008-06-15 00:36   ID:KvBgjdlPPKE
読んでくださってありがとうございます。
航君はストーカー気質は仕様です。いや、内気でシャイな男の子です。
構成について深く考えたことはなく、前回出番の少ない人がいたなぁ、今回はまんべんなく出番を作らないとなぁ、くらいの考えで今回の構成になりました。言ってみれば、航君の出番を作るためだけに5話は存在しているのかも知れません。
しかし、それだけのために原稿用紙数十枚も使うのは効率がよくなさそうですね。今回は特にそれ以外の効果が薄かったようです。
なかなか上手くいかないものです。5話6話は混ぜ合わせてしまった方がとりあえずは今のままよりは良くなるような気がしてきました。
ここは要チェックなところですね。
現在彩音の気持ちを見失ってしまってますので、またかなり間が空く可能性が高いです。
次回もお付き合いしてもらえればありがたいです。
感想ありがとうございました。

No.3   投稿者:dirtytom   評価:10点   投稿日:2008-06-14 23:13   ID:R5OId5T0PVE
 拝読いたしました。
 話が進行している前提で読み始めたため、時系列の交錯(?)で少々混乱いたしました。前回から少々間があいていたためそう感じてしまったのでしょうが、さかのぼってみればどうということもなく、これは週間漫画を一週ずつ読み進めるともどかしいのに、単行本で一気に読むとコクが出るのと同じ感覚かもしれません。
 時系列の組みかえをタブーとする見方もある一方で、さらに視点変更を設けるということは、自らハードルを上げ続けているとしか思えません。そのチャレンジ精神(マゾッ気?)は賞賛いたします。改良点があるとすれば、やはり配列でしょうかね。文章ではなく、進行でゴツっとしてしまったので、黄金比率にもっとも近い組み合わせを模索してみるのも楽しいと思います。
 この手の手法でどうしても思い浮かべてしまうのが、ゲームの『バイオハザード』ですね。複数のキャラクターがそれぞれのステージで活躍し、別のキャラクターでプレイした時に、時おりクロスした場面の謎が解けるという手法は新鮮に感じました。
 三人が同じ時間を共有した場面に限り、それぞれの心理を描くのなら、アリという気がしますが、その場合『あいつ、こんなこと思ってやがったのか!』という仕掛けが欲しかった気もします。
 あと、個人的に、文学表現を織りまぜるロマンチックな彼がストーカー予備軍のような気がしてきました。
 これからがありそうな気配なので、今後の展開に期待しています。

No.2   投稿者:トーラ   評価:0点   投稿日:2008-06-13 00:53   ID:KvBgjdlPPKE
読んでくださってありがとうございます。
華、航の視点を交互に並べるのも考えていたのですが、わかり辛くなるかなぁと思って単純に並べてみました。一本に繋ぐにしても、のりしろの部分さえ考えればパーツを組み替えるだけなので、また色々と手直ししていきたいです。
一応話で分けていますが、華と航はセットで一つの話という考えなので、出来れば繋げて書きたいというのもあります。
逆に、これまでの形式を崩すことになるのが少し不安だったりもします。各話に視点は一つでここまで進めてきたので、今回もそれを崩さずに書きました。
でもそれも2,3話を一緒にしてしまえば解決できそうな問題かもなぁとも思ったりで、難しいところです。
とりあえず、ここにも課題があるということを胸に留めておきます。
感想ありがとうございました。

No.1   投稿者:牧陽介   評価:8点   投稿日:2008-06-12 22:11   ID:BpZP0dsH/jA
 同場面をキャラクターそれぞれから見た視点で書く手法「スイッチ」を取り入れてきましたか。それぞれで一本分の小説が十分成り立つ濃い内容ですから、これにスイッチを取り入れると濃厚ですね。
 一方で、スイッチ(切り替え)の仕方に多少の推敲の余地があると思いました。それぞれのサイドがしっかりしているだけに、片方にとって片方のそれが異物のようなものになり、どっちを主体にして読めば良いか少々悩みどころです。二人がいなければ物語が進めませんから、どちらを削るというわけにもいきませんし、スイッチに書かれている思考や動機がなければ不自然になってしまう……この構成は「航サイド」が終わってから「華サイド」に切り替わっていますが、できれば織り交ぜて「一本」として書けていたら……無論、このままの構成でも悪くはないと思いますが、全体のノリがちょっと悪く感じました。
 いっそ分断してまとめて一つの物語の構成要素となるか、通し番号ではなくサブタイトルのようにして「航」「華」のどちらの視点かを強調するか、そういう方法で変わってくるかと思います。
 このあたり、ちょっと好みが出るかと思いますね。

 思考に特に変な矛盾は無かったかと思います。
 感情の昂りと物分りの良さという矛盾は、現代に生きる人間の特徴かとも思いますしね。
 ここしばらく忙しくて小説も読めませんでしたが、いいタイミングでこの作品が読めて良かったです。

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