「Burning Heart」の感想

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No.6   投稿者:牧陽介   評価:0点   投稿日:2008-04-05 23:45   ID:BpZP0dsH/jA
 これで心置きなくお話できますね。本当、管理人さんには感謝いたします。

 暇を見て修正いたしました。最初からこっちの方向で書いていれば、読者を混乱させることもなかったのですが。いやいや、格闘技の文章化は難しいです。

 元ネタのゲームに気づきましたか。おっしゃるとおり、かなりユーザーを選びます。正直に言って手を出すのは止めておいた方がいいです。
 並大抵の難易度じゃありませんし、唯一の攻略本が下手な参考書より難解ですから。三ヶ月間色々やって、ようやく楽しむ余裕がでてきたというくらいです。それでも購入して半年、未だスペシャルエンディングが見れません。明確なゴールはありませんが、それでもはまったら最後、抜け出せないですよ。
 でも……女性キャラの資料にはなります。
 
 なかなかのご推察で……私も思うところは似たようなものです。満点かどうかは、彼女に聞かなければ分からないところですが。
 狂戦士になってしまえば楽だったのに、彼女はそうなりたくなかった。ひたすら変わりを求め、ようやく見つけた。そんなお話ですね。
 恋愛感情とは別ですが、動力源は同じような感じがします。それでいて、こういう方向に向かって走るのは女性特有のものだと思っています。「男が男に惚れる」とは言いますが、それはどうも仲間意識的なニュアンスですからね。(思うところは正義超人です)
 それでも決着をつけようとか、戦いたいがために突き抜けるのは女性ならではのもの。男なら、どこかで立ち止まりそうな気がします。そういう意味でも、今回は女性を主人公に起用しました。
 実際この話、個人的な見解ですけど、男の主人公として考えると妙な感じしますからね……女性でなきゃこうはならない。という感じのものに仕上がっていれば、いい線いっていると思うんですが。

No.5   投稿者:dirtytom   評価:0点   投稿日:2008-04-05 20:37   ID:R5OId5T0PVE
 賛同の書き込みを行わねば、と思っていた矢先にすでに許可がおりてしまったようですね。毎度のことながら、そのフットワークの軽さと行動力には頭が下がります。また、場違いではありますが、制限解除を快く了承してくださった管理人様にも感謝の気持ちをあらわしたいと思います。どうもありがとうございました。

 ここにきてかなり推敲を重ねられているようですね。私のようなとっちらかった頭の中にも、映像がしっかり浮かんでまいりました。
 あのゲーム、かなりユーザーを選ぶような気がするのですが、そんなに面白いのならちょっとだけかじってみましょうかね。禁断の果実なら、きっと半年は筆が止まることでしょう。
 
 生涯のライバルを失い永遠に満たされない心の空虚さを埋めるために自虐的な行動を選択したが、その体内に流れる純一戦士の血(恋愛感情や人間的な煩悩を超越した孤高の精神)が狂戦士となることを拒んだため、より満たされなくなった思いのたけを本気でぶつけられる相手を探していた。という推察で何点かいただけますでしょうか?
 でもやっぱり、女の子なら乙女回路だけは付けておいてあげたいですね。オプションでもいいので……

No.4   投稿者:牧陽介   評価:0点   投稿日:2008-04-05 13:56   ID:BpZP0dsH/jA
>霄彩さん
 ご拝読いただき、まことにありがとうございました。
 楽しまれたのならば、それは作者として喜ばしいことです。
 彼女の印象について、とてもよくまとまった感想までいただけて感無量です。
 この印象ですが、ずれていないと思いますよ。彼女の真意は作者である私にも計り知れない部分がありますが(書いていてキャラクターが勝手に動くものですから)印象というのは意外と本質を垣間見せるものです。
 ご感想、ありがとうございました。

>トーラさん
 ご拝読いただき、まことにありがとうございました。
 地獄大使には、最後の最後まで組織への変わらぬ忠誠と揺ぎ無き信念を見せられました。最近は、ああいう骨のある幹部がいなくなりましたからね。これも時代の流れなのでしょうか。ちなみに本郷は脳改造前に逃げ出しました。
 洗脳や意志についての設定は一応あるんですよ。説明を書く間がないだけで。このあたりの設定を書くには、おそらくそれ用にストーリーを書かないとご理解できないかもしれません。(ここに書くには狭すぎます。)
 前回と今回に限っていいますと、洗脳が不完全だったからこうなったけど、二人とも表面上は組織のためにしっかり働いてるから問題視されなかった(数千の商品をつくって、数個にクレームがあった程度だと思ってください)という感じです。
 ご感想、ありがとうございました。

>dirtytomさん
 ご拝読いただき、まことにありがとうございました。
 マンネリ回避が一番難しいですね。世界観や設定が非現実ですから、読者の現実と重なる部分で感情移入しやすいように書いています。それをしにくいキャラクターとなると……難しいです。
 ああ、あのシーンですね……これ「シャイニング・ウィザードの踵落とし版」が書きたかったんです。格闘技の動きを忠実に書くと、文章量が多くなるので、格闘技に縁の無い読者でもイメージしやすい範囲にして書いたのですが……確かに作者としても、この表現が正しいとは言い難いです。手を抜いたわけではありませんが、正直ここの部分を指摘できる人間がいるとは思いませんでした。
 ここの部分を正確に言うと、ハイキックで足を振り上げたとしていますが、動きとしては膝を蹴りのモーション(かなりの急角度かつ間合いの近い状態)で振り上げ、そこから膝を軸に跳ねるような蹴りと見せかけて(囮と省略した部分)相手の膝に乗っかっています。その時、上げた足とは反対の方の足で地面を蹴って上に跳ぶという感じです。だから、引き戻したというより、錯覚でそのように見える動きをしたという感じですか。
 情報量と文章に釣り合いがとれていないと締まりの無い文章になるため、あのような表現になりました。
 更に付け加えると、ここって一方的に押している展開なんですよ。「あいつ」攻撃してませんからね。足を入れ替えて蹴ることで、そういうところを表現したつもりでしたが……これは玄人さん好み過ぎたでしょうかね? 一応、特撮としての殺陣の演出という意味もあるんです。(蹴りが得意なキャラって、案外こういう攻撃してくるんですよね。)このあたり、修正入れる必要ありそうですね。
 逆回転バックブローは、要するに利き腕ではないバックブローです。左の、と書くより文字的なインパクトを狙ってみました。イメージがされなかったとは失敗ですね……これも変えます。
 「気づいた瞬間と同時に」これは微妙ですね。それこそ感覚的な問題になってきます。即効性の猛毒なら、刺されたことも自覚せずに死ぬでしょうから。この場合は「何かに刺されたことを脳が認識する→その認識とほぼ同時に」という感じでしょうか。あまりにも書き手の意志が汲まれないと判断した場合は、他の表現に変えるべきなんでしょうね。
 「重箱の隅にこそ職人はこだわるべき!」と勝手に思っているので、この指摘は、とても参考になりました。ありがとうございます。
 三度目の再会は……カウント間違いです。
 荒さについては、昨年度内に書き上げようと急いだ結果です。節目を狙おうと思いましてね。全く、心に余裕を無くすと碌なことになりませんね。
 蜂女も意識しようとはしたんですが、設定段階で違うキャラになっていることに気づいて止めました。私にとっての女性のダークヒーローは案外思いつかないんですよね。でも、ビジンダーのマリ知ってます。
 特撮にしろ漫画にしろ、女性の敵というと主人公との恋愛感情に走るのが好ましくなくて……今回も、彼女は「あいつ」を好いているわけではないですからね。戦う相手として求めているだけで。半ば反則ですが、強いて言うなら「曽我町子」さんです。
 このシリーズに関しては、まだ最終回は考えていなんですよね。でも、ほら「四天王」って言葉、妙に燃えません? 
 ご感想、ありがとうございました。

4/5追記
 雲のジュウザとは渋いところをきましたね。「雲は自由」という設定があったにしろ、あの戦闘シーンは驚かされました。絵になる殺陣のためには、あえて派手さを持たせなくてはロマンが出てこないんですよね。その点、最近のライダーは大人しくなっている印象があります。
 確かに今回はプロレス技をどこまで書くか悩みました。結局のところ私の場合は一人称なので、主人公の常識を基準にして書いています。真空飛び膝蹴りをイメージできる人、まだいるんでしょうかね? 個人的には折角だからパロスペシャルとか書きたかったです。 
 私にとって四天王といえば四魔将のイメージが強いです……四人もいると、必ず一人下っ端ができるものなんですね。あえて四人書いて、誰が一番好きか読者アンケートでもやってみたいと思ったりしています。
 確かにこのシステム不便ですね……掲示板の方に要望として書いておきます。

No.3   投稿者:dirtytom   評価:10点   投稿日:2008-04-05 07:51   ID:R5OId5T0PVE
 お待ちしておりました。そろそろこの手の話題を振ってみたかった頃合いなので、ちょうどいいタイミングです。
 手法自体は前回と同様なのですが、シリーズ化し、様々な敵の視点から一人のヒーローを眺めるというスタイルもおもしろそうだなと思いました。ただパターンが決まってしまうとマンネリ化してしまうおそれがあるので、時には感情移入しづらいキャラクターもセレクトしなければいけないかもしれませんね。

 さて、他ならぬ牧さんの作品ということで、日頃の感謝と恩返しの意味も含めて、血を吐く思いで辛辣な観点から作品を吟味してみたいと思います。(決して悪意ではありませんよ)
 私自身が武道の心得がないため、調子ぱずれなことを言っていたら逆にご指摘いただきたいのですが、主人公のコンビネーションで少しだけハテナが……。飛び蹴りではなく、軸を中心に回転蹴りを放つ場合、ハイキックから引き戻すと重心が後ろ体重となり、相手の膝を駆け上がるのは困難ではないでしょうか。私も短い足で机を蹴り上げるまでためしてみましたが、後方にのけぞることしかできませんでした。三段蹴りの重心移動とも違うようですし、最初からその組み立てを意識して前のめりになっているのなら、小学生キックとなり、かつ相手の間合いになりそうです。また、これは友人からの助言なのですが、一方的に押している展開ならともかく、左右の軸を変えつつ連続して蹴りを放つのも効率が悪そうな気がします。K-1あたりで、ワン、ツー、キック、という連携をよく目にするので、そう思ってしまうのかも知れませんが……。改造人間だから、と言われてしまえばそれまでなのですが、この辺は後学の意味もあり、その方面に詳しい方の意見を聞いてみたいものです。逆回転バックブローはイメージできませんでした。
 次に、これは指摘というよりは質問に近いのですが、『気づいた瞬間と同時に……』という言い回しについて。私もこの手の表現をよく用いるので気になってしまったのですが、別々の意味合いを持つ『瞬間』と『同時』という単語を並べて用いると、何となくニュアンスが似通ってしまうような気がして、結局わけてしまいます。重複ではないとは思いますが、感覚的にはどうなんでしょうかね?(頭……頭痛、は重複ですね)。
 三度目の再会は、四度目の出会いという意味ですよね?
 慌ててまとめられたのか、勢いが勝ってしまったのか、牧さんにしては少し粗いかな、という印象を受けました。
 重箱のすみをつつくような指摘ばかりでもうしわけありません。これくらいしかつっこむ要素がないですからね。内容的には主人公のアイデンティティ、導入部から盛り上がりにいたる流れまで申し分ないデキですね。予告がないのが不満です。
 モデルは蜂女ではないのですね? キャラクターが作者の手を離れて自由行動し始めると、舞台を与えるだけで物語を動かしてくれるので非常に楽なのですが、時に予期せぬ方向に導いたりしてタッチアップに困ることもしばしばだったりします。ちなみに女性ダークヒーローと言われて真っ先に思いつくのは、ビジンダー・マリです。オッサンですね。

 最終回はヒーロー視点ですかね。
 未曾有の大軍団の襲来に、ヒロインの制止を振り切り単身挑む満身創痍のヒーロー。絶体絶命のピンチに精も根も尽き果て、膝をついた彼に冷ややかな言葉を浴びせかける一つの影あり。
「どうした、それでもう終わりか?」
 顔を上げ、決して諦めない瞳に映し出されたのは、死んだはずの黒いアイツ。
 おしっこチビリそうです。
 1ミリでもいいので牧さんの創作意欲を刺激できることを祈りながら失礼いたします。


 4/5追記

 すべての行動にあらかじめ答えを用意されていたようで納得いたしました。おそらくそうでは? という部分も睨みながら探ってみた部分もあったのですが、ほぼ予想どおりでしたね。特撮などでは視覚効果も重要なファクターとなってくるので、現実とはかけはなれた格闘も当然必要となってきますしね。子供にわかりやすい派手な大技とか。特に昔の作品では、無駄の多いスキだらけの攻撃を繰り出しまくります。しかし、それに狂喜乱舞したのも事実ですし、それらへのオマージュを特撮ファンとしては無視できないでしょう(笑)。ライダーキックが理論的にありえないとか、我々にとっては瑣末なことです。足技と言えば私の中では、雲のジュウザがラオウをドン引きさせた、あのフェイントがツボでしたね。バックブローを逆回転スナップしたら、牧さん、それ猫パン……、というのはここだけの話にしておきますね。
 技の名前って特別な説明を入れなくても読む人に視覚的なイメージを供給することができて便利なのですが、自分の中の常識と、一般的な認知度のはざまでどうしても揺れてしまいますね。たとえば、正拳づき、ラリアート、裏拳は○。DDT、デスバレーボム(すみません、知りません)は×。コブラツイスト、さそりがため、あびせ回し蹴り、今では真空跳び膝蹴りも△かな、とか。

 四天王は禁断の果実ですね。少年ジャ○プ的なインフレ展開を否定しつつ、中盤以降のテコ入れやパワーアップの転機として、最高のごちそうですから。
「おまえがへろへろになりながら倒したあいつは、我々の中でもぶっちぎりで弱いヤツだ!」
「この世界に平和を取り戻すためには、あと三人の覇王が率いる大軍団を全滅させなければならない!」
 具現化するしないは別として、必ず想像はしてしまいますね。デルザー軍団とか、ヤバイ薬のようです。
 他の方が引かれているでしょうから、この辺で。

 しかし……、このシステム、変えていただけませんかね……

No.2   投稿者:トーラ   評価:8点   投稿日:2008-04-04 21:40   ID:KvBgjdlPPKE
悪かどうかは、純粋かどうかなのかも知れないですね。
悪役と言えば、初代仮面ライダーの地獄大使辺りを思い出しました。ライダーに負けた時のシーンは、何故ショッカー万歳なのかは子供だった自分にはよく分からなかったのですが、不思議と印象強く残っているもので。
忠誠心で言えば、地獄大使も純粋だったのかなぁと考えたりして、ただの悪役には見れないなぁと。今回の主人公も、戦いたいという純粋な気持ちがあるから、中々悪には感じられないものですね。

設定云々に関して指摘するのは気が引けるのですが、試作型の改造人間は、自意識が結構自由だなぁと。組織なのだから、反逆防止に洗脳したりしないのかな、と。本郷猛は洗脳される前に逃げ出したのでしたっけ。
改造人間たちの意志を残す理由とかもあったらいいなぁと思いました。

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