「暁の世界 1」の感想 |
No.2 投稿者:カイト 評価:0点 投稿日:2008-03-14 17:09 ID:crUoOAxqrNQ |
なるほど! 確かにそうですね。 修正する以前の問題でびっくりですが、色々と納得できる感想でありがたいです。ありがとうございました。 |
No.1 投稿者:牧陽介 評価:4点 投稿日:2008-03-13 20:30 ID:BpZP0dsH/jA |
この手のファンタジーものは久しぶりに読みます。懐かしく思いました。 まずは……地の文が少々たどたどしいですね。三人称はしっかりした文章でこそ生きています。もう少し整えた方が良いでしょう。 それに展開が早すぎます。ラグナがどういう人間か、それがいまいち伝わってきません。主人公が田舎から騎士を目指すというストーリーの場合、スタート位置は「村の生活を拒み、騎士になるため村を出る」あたりから始まります。 また、貴方の考えるシチュエーションが先行して合理性にかけています……例えば、どうして無頼漢は少女を人質にして逃げなかったのか。どうして誘拐した人間を担ぎながら真昼間に人が通る道を歩いていたのか。どうして無頼漢に苦戦するような人間をギルドに招待するのか。 これらについての疑問が「物語の都合」で終わってしまうのはいけません。無理の無い状況を考え、自然にまとめることで物語りに深みが出ますよ。考えてみた方が良いでしょう。 それに『騎士』というものは、そもそもが『世襲制』です。努力より何より、コネが大事です。(努力を積んだ人間=エリートという図式もおかしいものがありますが) それだけではありませんが、そのためには「活躍できる場」がなくてはなりません。活躍できる場というのは、最も簡単なのが「戦争」です。(物語によってはモンスター退治という手もありますが)もしくは「王の命を救う」といったところですか。 主人公が騎士になりたいというのは分かりましたが、この世界の騎士にはどうやったらなれるのか? 騎士になるためにどういう状況が用意されているのか? そもそも何故騎士なのか? そのあたりの理由をハッキリさせた方がいいでしょう。 ファンタジー小説の序盤は、役者を舞台に上げるための準備段階と言っても過言ではありません。しかし、こうして最初から役者を舞台に上げ、演じている後ろに黒子が舞台準備をするようではいけませんよ。 この手のストーリーは、多くの小説で見ることができます。参考になる資料を探すといいでしょう。 ラグナやスローネといったキャラクターの動かし方は良かったですから、現代的かつ日常的(学校や街が舞台)な短編を書いてみるのも良いかもしれませんよ。 |
総レス数 2 合計 4 点 |
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