「暗黒物語〜黒兎〜」の感想 |
No.3 投稿者:菜月 評価:6点 投稿日:2008-03-25 11:02 ID:6MQbE47QvYo |
面白かったんですけど… やっぱり、面白いの前に怖いが出ます; 白い兎がなぜ黒くなったのか?分からなかったので、 そこが分かるといいと思いました; |
No.2 投稿者:牧陽介 評価:4点 投稿日:2008-01-14 23:09 ID:BpZP0dsH/jA |
兎が自ら焚き火に飛び込んで旅人に食べられるという有名な話がありますから……確か「兎と旅人」とか言ったような気がします。多少異なりますが、図書館でその絵本を借りて構成の仕方を比べると良いでしょう。 最初は童話のように始まりましたが、途中からいつものカロカロさんの世界に入っているんですよね……入口と出口が全くつながっていないという気もします。ある意味では自分の世界を持っているということで良いことなんですが、明確なテーマがある以上はそちらを切る思い切りも必要になります。 また童話として考えるのなら、この話では「教訓」が得られないのは残念ですね。同じ行動でもホラー的な方面に行かなければ「旅人と兎」と同じような感じになって、仕上がりは大きく違ったでしょう。 台詞のキャッチボールも微妙ですね。結局狐にその気は無いのに兎は死んでしまった…最初に兎がそう言っていますから、結果としてこうなるのは不自然です。 欲を言えば、読者対象をもっと絞って練った方が良いでしょう。童話ですからある程度の低年齢になるのですが、童話としての完成度の高さを求めるのなら「文字」ではなく「語り」で彼らに物語を伝える。そういう意味での完成度が求められてきます。 あと、本文で気になった箇所が何点かありますので、本文抜粋させていただきます。 >本文抜粋 >真っ黒なウサギはとっても人見知りのウサギで、森には友達が数人いる程度でした。 ・「人見知りの兎で友達がいる」というのは文章的に不自然な書き方です。この場合は「人見知りだけど友達がいる」ことで、逆接の分になる筈です。 また森の規模が分からないのに生息している人数が出てくるというのもイメージがしにくいです。 >本文抜粋 >ウサギの友達はカエルや鳥、はたまたコウモリまで個性豊かです。 ・「個性」の使い方が気になります。元々「個性豊か」といった場合、内面的な部分を指す言葉だったような気がします。調べても、そのようなニュアンスで使われていますから。この使い方は適さないかと。 |
No.1 投稿者:トーラ 評価:5点 投稿日:2008-01-14 23:00 ID:KvBgjdlPPKE |
あんまり物語を深く読み込んだり、行間を読んだりというのは苦手なので、なぜ白うさぎさんが黒くなってしまったのかとか、色々疑問に残るところが多かったです。 他人のために命を捨てるようなうさぎが、自分が死んでしまうからきつねを入れたくない、と中途半端に葛藤するのも違和感があります。 きつねも最後の方は普通の人間みたいな話し方になっていたのが残念でした。 |
総レス数 3 合計 15 点 |
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