「executioner #0 Prologue」の感想

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No.4   投稿者:E   評価:0点   投稿日:2007-09-15 18:14   ID:oSLJPeS8sYY
牧さん、レスありがとうございます。
またもご指摘ありがとうございます。
がんばって書いてみます。

No.3   投稿者:牧陽介   評価:0点   投稿日:2007-09-15 00:45   ID:1SoFFYw/Frs
 初めて書いたものだからこそ高得点かもしれませんよ。最初だけ上手いって人いますから…それは冗談として、書き出しから最後まで安定したレベルで書き続けることができれば、かなり良いです。楽しみにしています。

 マルチサイトですか…その場合、最後だけではなく要所要所に視点がクロスする部分を設けなくては、ただ単に普通の小説の倍を書いているだけ、という状況になってしまうので気をつけてください。
 できれば小説を一冊分(原稿用紙200〜300枚程度)まで書くくらいの気持ちで書いていきましょう。頑張ってください。

No.2   投稿者:E   評価:0点   投稿日:2007-09-14 20:06   ID:i2PsV2NL/56
 最後まで読んで頂き、また、適切な指摘をしていただいたことに感謝いたします。初めて書いた物に10点中8点と高い評価を頂いたこと嬉しく思います。
 ご指摘いただいた部分は今後改善して行きたいと思います。

 ネタをばらしてしまうと実は「香織」だけが主人公ではないのです。最後に現れた悠人も主人公です。executionerは主人公二人と他のキャラクターを使いマルチサイトで物語が進行していくものにしようと考えています。香織は悠人の心を読み取ることはできないし、逆もまたしかり。最終的には辻褄が合うようにつくっていきたいと思っています。
 遅筆ではありますが、長い目で見ていただけると幸いです。
 今後ともよろしくお願い申し上げます。

No.1   投稿者:牧陽介   評価:8点   投稿日:2007-09-14 19:34   ID:1SoFFYw/Frs
 とても面白く読ませていただきました。既存の設定を上手く利用しつつ、細部の演出や効果も実に良く活きています。設定面が強固な土台となっているだけに、主人公のキャラ作りや印象付けも実に上手くできています。
 ただ主人公以外…男が登場したシーンから最後にかけては、ちょっと土台から外れたというか、文章の雰囲気が随分と変わった印象を受けます。「平和である環境」と「主人公の二面性」の表現だと思えば理解はできるのですが、それにしても落差があるというか…内容を考えれば、そういう感じになることも仕方ないとは思うんですが、具体的にいえば説明文が途端に少なくなりましたよね。書き方も変わった印象を受けます。
 それはともかくとして、男が現れた部分は「平和である環境」の手前なので、ここまではそれまでの文章のイメージをそのままに書いた方がいいと思います。このスイッチが今後の課題…もしかしたら、この「平和である環境」を書くことが貴方の「弱さ」かもしれません。このあたり意識していた方が良いでしょう。
 ついでに主人公といえば、独り言が随分多いなと感じました。ホテルや突入前だったらいいんですが、戦っている時に喋っていたら命がいくつあっても足りないんじゃないかと…あれは「」の台詞ではなく()の心の声として表現した方が良かったかと思います。

 そのほか、気になったところを本文から抜粋させていただきました。

>本文抜粋
>(あーやっと意識が覚醒してきた…)
>「取りあえず顔でも洗いますか」
・ここの表現ですが、これは主に会話における本音と建前の表現に使われる技法です。ですがここのシーンの場合、主人公の内なる声と台詞を連続して表記しない方がいいと思います。この表現を使うのなら、この二つの間に地の文…仕草か周囲の様子の一文でも入れてやればいいと思います。

>本文抜粋
>そこで愛用の黒いコートに(中略)ここに来て取った食事の残りだ。
・オレンジジュースがどうしてそこにあるかは、飲む前に書いた方がスムーズに読めます。表現や書き方の観点から見ても間違っていないのですが、どちらかといえばこれは三人称での書き方になります。

>本文抜粋
>「■■■■■■■■!!!!!!!」
・単純に「■」が何を表現しているのか、いまいち分かりません。というのも、これを単なる咆哮やその類として見るのか、それとも人(この場合は主人公ですが)には理解のできない言語を発しているのかという二つが考えられるんですね。この二つがどう違うかといえば、祓う対象が「知識」を有するか否かを読者に伝えることができます。どちらの意味にしても、この後に一行それがどういったものかと説明する文があれば良かったかと思います。
 ついでに「!」を沢山使用するのはインパクトとしては十分なのですが、小説の技法としてはあまり好まれません。大抵は一つ、多くても二つ、そのくらいが目安です。

>本文抜粋
>膝が笑ってうまく立てず、その場にへたれ込んでしまう。
・この「膝が笑う」という表現ですが、これは疲労が原因で膝が震える場合に使われるものです。それにこのシーンの雰囲気にも「笑う」という表現は適さないかと思います。ここだけに限らず、こういう言葉を使う時はその言葉の本意にも注意するといいですよ。

>本文抜粋
>下級悪魔(レッサーデーモン)
・この下級悪魔という言葉はともかく、レッサーデーモンという括弧付けは無い方がいいと思います。昨今のゲームやメディアの影響でレッサーデーモンというイメージが確立されてきています。小説は文字だけで表現しなければならないため、言葉のイメージに大きく左右されます。この一言だけで、今まで相手にしていた悪食と同一の姿であるものとしてイメージできなくなりそうなんです…変な言い方ですが、レッサーデーモンと書いただけで途端に安っぽくなった感じさえあります。
 この小説ではそのイメージと姿が異なるようですので、レッサーデーモンというこの言葉を避けるか、レッサーデーモンというこの小説の設定を悪食が出てきたシーンで付け加えた方がいいでしょう。
 
 それと小説の書き方として…

・この記号「―――」ですが「―」を三本で使用していますね。
 正しくは二本分「――」で表現します。それにこれを語尾とした場合「。」はつきません。
 ついでに「…」は一つでしか使用していませんね。何箇所か「……」とした方が意味が深くなると思う部分がありました。

・感嘆符や疑問符を使う場合、それに続けて書く時は一文字分空けましょう。
 「すなわち! こんな感じになります」
 「わかりますか? 作文と同じ書き方ですから」

総レス数 4  合計 8
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