「妖怪退治屋 鬼百合姫子3」の感想

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No.2   投稿者:カロカロ   評価:0点   投稿日:2007-08-28 20:55   ID:BoY2g5jOBiE
なるほど、ご指摘ごもっともです。
今まで一方的に書いていたために大切な読む側の意志を言うものを軽視していたのかもしれません。
今後、なるべく表現も勉強し、読者側の受けるイメージというものにも気をつけていきたいと思います。

No.1   投稿者:牧陽介   評価:5点   投稿日:2007-08-27 20:00   ID:NP8lahagUNU
 1〜3まで、ざっとですが拝見いたしました。
 その上で、トータルの感想を述べさせていただきます。
 いわゆるオカルト傾向のものですね。たまに思い出したように流行るんですよね。今で言うなら結界師のようなものですね。(一度も見たこと無いのでCMや広告程度の印象しかありませんが)
 ネタ自体も結構な割合で「お約束」が入っていて、特筆して「これ」というエピソードでも無かったです。「お約束」は嫌いじゃないですけど、ちょっと割合が濃いので途中でご馳走様という感じでした。
 既に基礎となるネタが転がっていたとしても、それを取り込む能力と物語として構成する能力は良いですね。別サイトの方は拝見していませんが、まあこれなら、それなりの数が書けますね…。ただ、このネタと内容で一話につきこの枚数ってのは少々多すぎますね。もう少し短くまとめた方がいいと思います。
 起承転結のつけ方も悪くはないのですが、文章の情報量が後半になるほど少なくなる傾向がありましたので気をつけましょう。あと「プロローグ」という区切りは無い方がいいと思いますよ。一話一話が他と比べてそれほど独立しているというわけではないですからね。

 文章の構成力ですが、こちらは微妙ですね。一文一文区切ることができるので、まるで箇条書きの寄せ集めみたいな感じです。特にひどかったのが1で、昔の小説であることを考慮しても、3も「箇条書きの塊」というような感じが残っています。
 それと三人称の文章で書いている割には、たまに表現や扱う言葉が拙く感じる部分がありました。わざわざ難しい言葉を使う必要はないのですが、説明文なら説明文でその雰囲気を崩さないように作るのが三人称のポイントです。最初は中学生の一人称の文章かと勘違いしましたから。
 これらの書き方で一番困るというか悩みどころというのは、文章に「起伏」や「流れ」を作りにくいところにあります。簡単に言ってしまえば「盛り上がりに欠ける」ということですね。最初から最後までテンションが同じ、視覚情報としても引っかかるところがない、これでは折角のネタも流されてしまいます。

 全体的な問題としては…表現力の物足りなさですかね。
 こういったファンタジー系の表現が難しいのは確かですが、だからと言って勉強しないのはいけません。またファンタジー要素の無い普通のシーンであっても、物足りなさを感じました。
 ついでに、誤字と脱字には気をつけましょうね。

 以上のように色々と問題点はありますが…一番の問題点は、文章構成に「工夫」が無いことです。こう言ってはなんですが…やっぱり、読者を意識したことが無いのではないでしょうか? 画面に表示されるこの文章、単純に読みにくいとは思いませんか? これが縦書きに表示されるサイトや、同じく縦書きの本であったら、おそらく目に見える問題として出てこないでしょう。ですが、横書きでディスプレイに表示される文字は違います…このあたりは、他のサイトの小説などを参考にするといいでしょう。目先を変えて見れば、どこが問題か見えてくる筈です。

 同じシリーズをたくさん書き続けることも大事ですが、それだけでは物書きとして得るものに限界があります。そちらにけじめをつけ、新しい物語を創作することも大事です。一つ、参考までも覚えておいてください。
 

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